肉ばなれ(挫傷)の治療
肉ばなれとは?
筋繊維が切れてしまった状態の事を言います。
肉ばなれが治る過程で、切れた筋と切れた筋をくっつけるために、
接着剤のような瘢痕(カサブタのような硬い)組織が出来上がります。
これは、放置しておけばおくほど硬くなり、
一生治らなくなってしまうため、早期の治療が必要です。
肉ばなれはクセになる?
その柔軟性が筋肉の機能に深く関わってきます。
この柔軟性があり、常に収縮・弛緩を繰り返す筋肉に、
硬い瘢痕(カサブタ)組織がポンとあるとどうでしょう。
もちろん筋肉の動きは悪くなり、本来の力を発揮することができません。
それだけでなく、瘢痕組織の周りは繊維が違うため肉ばなれを起こしやすく、
瘢痕組織周囲に新たな瘢痕組織が形成され、
それはどんどんと大きくなっていきます。
当院では肉ばなれの治療として、
手技によるマッサージ療法、ストレッチ療法
により筋肉の柔軟性を出します。
同時に超音波治療器により瘢痕組織を除去することで、
スポーツ・日常生活への早期復帰、
繰り返され易い肉ばなれの予防を行って参ります。