羽田圭介、おそろしい。

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衝撃的な作品だった。

書評を読んでいたから、多少の覚悟を持って読み始めたが(しかもなかなか読み始められなかったが)、予想を超えて刺激的だった。

高度な(?)性的嗜好者の詳細なプレイ内容に思わず顔をしかめてしまった。

ただし、単なる快楽を求める性的嗜好者の話ではない。
快楽を超えたところにあるひと言では説明できない思考を描く。

2つの物語の2人の「サトウ」の物語のエンディングに、この後どうなるのだろうと心配してしまったが、当人たちはまんざらでもない。
むしろ快楽の中にいる。

本作について作者は「スクラップ・アンド・ビルド」以上に自分の名刺代わりにしたい作品と発言している。
しかし、この作品を最初に読んでいたら、次に手が伸びない人もいるのではないか。
そのくらい難しい作品だと思うが、それだけ良くできた作品とも言える。





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Now or never

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Now or never 
つまり、今でしょ。

過去の流行語だが、その根源は古臭くならない。

今だと思った時に行動を起こさないと、手遅れになる。

出先の通りがかりの本屋で見かけ、あとで買おうと買わずに通り過ぎた雑誌も売り切れ、定価に足元見てますよ価格が上乗せされた品をネットで買うことになるのだ。

何はともあれ、手に入れた雑誌を今夜ゆっくり読みたいと思う。
定価以上に楽しみたいと思う。

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「ピンクとグレー」読了

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鈴木真吾が白木蓮吾に、河田大貴が河鳥大になって、一つの世界にいた二人がそれぞれの世界に離れた。

前半は真吾の成功に苦悩する大貴に焦点が当てられているなか、徐々に華々しい活躍を見せる真吾の苦悩が見えてくる。

姉、唯の死に強い影響を受けてきた真吾は、華やかな芸能界で心身をすり減らしていた。

ー ちょうどいいほどに僕は絶望している。

そして真吾は死んだ。
真吾の最期の演出をした大貴。
二人の世界が一緒だった頃にやっと戻れたような気がして、ショッキングな場面でありながら、清々しくも感じた。

アイドルが書いた小説という色眼鏡はかち割って、とある若い小説家が書いた物語を読んで欲しいと思う。

最後に、余談のようで余談でない話を。
本作は映画化され、釜山国際映画祭に出品された。
その舞台で河田大貴役の俳優が大きめに見えるジャケットを着ているのが気になったが、原作を読み合点がいった。
そこまで計算された演出なのかそうでないのかはわからないが、そうであると思いたい。



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漠然とした、不安

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50代の女優の死といつも元気なイメージを持っていたタレントの手術のニュースに図らずも心かき乱されている。

漠然とした将来の大病への不安。

今年2月に長きに渡っていた不正出血を解決しようと重い腰を上げ、子宮の検査を受け、不安因子を取り除いた。
しかし最近になり再び不正出血が多くなり再度、子宮の検査を受けた。

検査結果まで2週間ほど待つ。

ー 2週間後には病院のベッドで絶望しているかもしれない。

若年だと病気の進行も早いと聞く。
40代前半の当方も万が一の時は、あの女優のようにあっと言う間に死んでしまうのではないか。

日ごろから健康に心がけた生活をしているとは胸を張って言えない。
健康のありがたみを軽んじて生きてきた気がする。

若く健康な時、人はその重要さを忘れる。

これから2週間、この漠然とした不安の中、過去の自分を恨みながら過ごすのだろう。






読了「ミート・ザ・ビート」

テーマ:
作中の舞台のように、私も一人一台という割合で車を所持するような県に住んでいる。
作者の表現を借りれば、エンジンがないとつらい。どこにも行けなくなる。

車の車種や構造にはめっきり疎いというか興味がない為、あまり入り込めない部分はあったが、若い時代に同世代で集まり出かけたりした事を思い出させた。
手を加えたやんちゃな車に乗った男子が必ず数人いたものだ。
ビートという車も乗ったことはないが当時目立っていたことを覚えている。


この作品で、改めて作者の表現力を見た。
ー 仕事中の彼は身体だけだった。
ー 過剰な足の多さだ。

言葉の選択と組み合わせが絶妙で、頭の良さだけではないテクニックを感じた。

次の作品も楽しみだ。


 
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#ミート・ザ・ビート