肥後守傳感応録〜紐帯〜 | 熊本城おもてなし武将隊武録ー雲外蒼天ー

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七月十日
此度も清正一代記を書する。

"熊本城おもてなし武将隊加藤清正公と巡る里帰りツアー"は如何であっただろうか?
楽しむ事は出来たであろうか?

かつて儂は戦で何千何万と言う軍勢を率いていたが、斯様にして大所帯を率いて県外へ赴く事は久しく、ましてや熊本を飛び出してのツアーなど初の試みであった故に、正直少々の不安もあった。

然れど、其れは杞憂であった。



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出発時に決めた加藤家家訓。

隊列を乱すな!時間厳守!と少々厳しくした所もあったであろう。

此れも皆々全員が、安全に此度のツアーを楽しんでもらうためのもの。

最後迄良くぞ守ってくれた。

名古屋城では名古屋おもてなし武将隊の方々が出迎えて下さり、尾張の儂とも久方ぶりの再会を果たす事が出来た。

我が半身よ!又会おうっ!



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その後訪れた、我が生誕地中村。

先ずは妙行寺



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次に常泉寺



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そして、豊国神社



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最後に秀吉清正記念館も回り、充実した旅路と相成った。

参戦せし者達は直に感じたと思うが、此度巡った場所は総じて九州の事を案じてくれておった。

やがて震災から三ヶ月が経とうとしておるが、今も尚、支援を続けてくれる者達が周りには沢山おるんじゃな。

此度のツアーも参加費の一部が復興支援に充てられる事となっており、熊本地震に対する其々の想いを再認識する事が出来る機会だったのではなかろうか。

日帰りと言う弾丸行程であったが、想いを繋ぐ事は出来たであろうか?

安全運転に努めた運転手も大儀であった!

改めて、此度御世話になった方々よ、誠に有難う御座る!

無事ツアーを終える事が出来たのも、参戦せし皆々のお陰に他ならぬ。

此れからも互いを想いやる関係を大切に致したい。

皆の衆、気を付けて帰られよ。



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披見、大儀であった。



◎加藤肥後守清正