惟新伝心~くりすます・いぶ~ | 熊本城おもてなし武将隊武録ー雲外蒼天ー

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皆の衆、今宵は“揚げた鳥”が食べたい男…島津義弘である。


師走の二十四日、本日は“くりすます・いぶ”であるな。


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“吉利支丹(キリシタン)大名”である行長殿にとってはやはり特別な日なのであろう。

今日はいつも以上に気合いが入っておった!!

『くりすます・いぶ』というと一般的には“くりすますの前日”という認識であろうが、一部の教会では“一日の始まりは日没から日没”という考え方があるそうな。


つまり!
本日の日没した瞬間、既に“くりすます”なのである!!


…吉利支丹ではないわしらには、ややこしい話であるな。


以前にも武録で申したが、この日ノ本に初めてキリスト教を広めたのが「フランシスコ・ザビエル」であり、そのザビエルに初めてキリスト教布教の許可を与えたのは、我が父、島津貴久公である!!


もしあの時、我が父上がザビエルを認めておらんかったら、今頃この日ノ本にはこんなにも“くりすます”を祝う者はおらんかったかもしれぬな。


今夜から明日にかけて、子ども達は“さんたくろーす”の贈り物が楽しみであろうな!!


全ての皆が楽しいくりすますを過ごせるように。



では本日はこれにて。
皆の衆、明日もよき一日に。


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ちなみに、吉利支丹といえば十字架であるが

我が島津家の家紋「丸に十字」は、キリスト教とは関係が無いぞ。



島津義弘