皆の衆、ご機嫌麗しゅう。
加藤家三傑が一人、庄林隼人一心である。
儂の武録に来て頂き、真に有難う御座いまする。
皆々、本日はどの様な一日であったかな??
さあ!!一日を締めて参ろう!!
午前のおもてなしでは、今日は江戸から修学旅行の学生が参った。
何やら好いておる女子がおるとの事で今宵、その思いを告げるとの事。
今頃は緊張のど真ん中か、それとも告げた後か、うまくいった事を祈るのみ。
若いって良いのう!!
儂にもそんな時期があった、四百年前の事である故、あんまり記憶がはっきりせんが甘酸っぱい思い出は残っておる。
恋とは良い物。
青春を謳歌するんじゃ!!
若いと言えば、幼き姫君が当世でいう のーすりーぶ という召し物で我らの演舞を見に来ていた。
寒くないのか??
という問いに、寒くない!!と答えていた。
やはり、子供は風の子じゃな!!
寒さなど平気なのであろう、何とも羨ましい。
今日も儂は唇が紫になってしまった。
このまま、びじゅある系ばんど という物ができるくらいに...
どうすれば寒さに強くなるのか??
切実じゃ、皆々教えてくだされ!!
お願い致す。
今夜は、生姜湯でも飲んで温まるとしよう。
では、本日は此の辺にて失礼致す。
御免。
庄林隼人一心