求愛無窮 | 熊本城おもてなし武将隊武録ー雲外蒼天ー

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やあやあ!皆の衆!御機嫌麗しゅう!


本日は会って早速、みの吉が
『清正公!すみませぬが給与をあげて下され~!』
と云うて来た。


実はこのみの吉、儂がおにぎりで雇っておる商人なんじゃよ。

さすがに握り飯では困難になって来たか・・・。

400年前も築城の際には世話になった者達には働きに見合う貨銀を与えておったものじゃからな。
よしっ!!考えておこう!

photo:01


この胡麻を擦っとる様な手が気に食わんが、まぁ良しとしよう。

ここでみの吉が
『ありがたき幸せ~!』
と云うたで、ふと先日の事を思い出した。


覚兵衛・儀太夫が云うとった幸せ...。

儂も考えてみた。

それはなんとも難儀な話であると思うが、儂は幸せこそ『愛』じゃと思う、だで54万石という石高があったとしても、難攻不落の名城を築けたとしても、それをあの世へ持って行く事は出来ん、しかし『愛』は持って行く事が出来る。

ここで云う愛は絆や友情とも似ておる。

幸せは外にあるのではなく、人の内側にあるものなんじゃないかのぅ。


じゃから儀太夫!

お主は愛を求めて彷徨いつづけるのじゃぁ!!


だーーっはっはっはっはっはっ!!


儂も共に彷徨おう!

儀太夫!
明日は何処へ彷徨うかっ!?


そうじゃ、ぎぃ散歩、儂もいつか連れてってくれ!


次はどこいくのじゃ!?
愛とは果てがないのぅ。
じゃが、それこそが幸せ!


加藤清正であった