息子、火曜日から入院しています。
週末から「ポンポンイタイ」と言い始めて、食欲は減退したものの、嘔吐も下痢もせず発熱もなく、元気に遊べる時間も普通にあった。
それでも月曜にかかりつけ受診。
嘔吐下痢熱ないため、やっぱり様子見ることに。
ところが、翌早朝4時半から「ポンポンイタイ」と激しく泣きながらのたうちまわり、迷ったけど明らかに異常を感じて救急車を要請。
ただ、救急隊員の方が到着したときには再び眠りについていたので、一旦様子を見て、再び起きた時の状態次第では即再要請することに。
「眠れている」ということは少し痛みも治まっていると考えられるし、搬送予定先が少し遠方だったのもあって、落ち着いているようならかかりつけに再診して必要に応じて紹介状というのも方法だとアドバイスされたし、何かの時は即呼んでもらえれば飛んくると力強く約束してくれたので。
小一時間ほど寝て起きた時は、元気とは言えないけど少し落ち着いてきているようだったから、朝イチでかかりつけへ。
念のため、大きな病院でも診てもらうことになり紹介状を出される。
大きな病院を受診したところ、即入院に。
まず最初に副院長先生に診てもらい、「小児科医にとって、こどもの”おなかいたい”は一番判断が難しい。お腹のどこがどんな風に痛いのか上手く伝えられない、あるいは本当にお腹なのかどうかとさえ広く痛みを疑うくらいに。まずはCTと血液検査をしていきましょう。」と仰っていた。
検査の結果、胃腸の動きが悪くなって、ガスや排せつ物が滞留していた模様。
すでに嘔吐下痢する力さえ低下していたのではないかと。
排せつ物の滞留によって体のバランスも酸性数値が上がっていた。
軽い脱水症も起こしていたらしい。
その胃腸の動きの悪くなった原因はハッキリ分からないようだけど、考えられるのは何らかのウィルスによるものだろうと。
今回の場合は胃腸炎の代表的なウィルス(ノロ・ロタ・アデノなど)ではなかったみたいだけど、菌は無数にあるので。
加えて、この気候で生理機能のバランスが崩れた可能性も。
緊急入院だったため、予約待ちのエコーも当日のうちに腹部検査して、腸管リンパ説に腫れがみられるとのこと。
胃腸炎からのものかもしれないし、そうではない他の要因かもしれないし、ということで、こちらも原因はハッキリ分からず。
先生いわく「原因」がハッキリ分からない胃腸炎というのは子どもの入院にわりとよくあるのだそう。
最初は絶飲食で点滴と、浣腸。
病院では微熱も出てきはじめた。
ただでさえ病院大嫌いな息子、検査も処置も診察も大泣き。
その小さい体の中で起きた異変を、懸命に「ポンポンイタイ」と伝えてくれていた息子。
こっちも泣けてくる。
本来は完全看護の病院なのだけれど、入院当日だけは許可を得て付き添わせてもらった。
病院で私にできることなんてほとんど何もないけど、私が居ることで少しでも息子に安心感を与えてあげたかった。
「ママ、ママ」と呼ばれたらすぐに「ここに居るよ」と抱っこして背中をなでて手をつないであげたかった。
居てあげて良かった。
何度も泣いてママを呼んだ時、いつもそうしてあげられた。
翌日の面会時間いっぱいまで通しで付き添って、あとは毎日の面会時間に会いに行っている。
久々に夫婦だけのわが家は何とも静かで寂しい。
隣の布団がカラッポなのが切ない。
大人の私たちがこんなに寂しいのだから、息子の寂しさはそんなもんじゃないだろう。
それに何よりも心配。
寝ても覚めても心配。
原因がはっきりしないなんて本当にただの胃腸炎なんだろうかとか、胃腸炎だと思っていたら実は重病だったなんてことないよねとか、何かあったらどうしようとか、マイナス志向全開。
そうゆう風に思わないようにしようと思うんだけど、思わないようにしようとしている時点でもう思ってるじゃん!みたいな。
なんとか「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と自分に言い聞かせている。
先生や看護士さんは私がちゃんと分かるよう説明してくれるし、私も疑問はモヤモヤさせず全部質問させてもらっている。
「入院」と言われて真っ白になってしまった時の説明も後でもう一度確認させてもらった。
私はもともと何事も心配性なんだけど、この心配性って性格はホントにわが身を削ぐね。
寿命を短くしていると思うよ、我ながら…。
それにしても、息子がそばにいないとスカスカな気持ち。
自分の自由なんかより、息子と一緒に居られることが幸せで、それ以上の幸せはないんだと思う。
息子の状態は少しづつ快方に向かっていて、順調なら週明けに退院の予定。
入院した夜から飲物許可が出て、翌昼には脱水状態は改善、お粥の許可が出て、三日目でお粥残さず食べられるようになり点滴も外れて、四日目に自力で排便できて夜から普通のごはんの許可が出た。
でも、まだ微熱が上がったり下がったりしている。
腹部エコーは退院してから時間をあけて再度検査の予定。
そんなに今日明日で腸管リンパ節の腫れが引くというものではないとのことで。
現状、治療としては胃腸炎の対処療法をとっている。
とくべつな薬を使ってはおらず、出すもの出す、水分取る、消化にいいもの食べる。
ざっくり言えば、食べて、出せて、熱が下がる、ってのが退院の大きなメド。
他には強く腹痛を訴えないとか数値とか、総合的なものもあるけど。
熱に関しては今は微熱なので、微熱以外のトータルが良好なら退院も。
胃腸炎の微熱と考えられるけど、ストレス的な要因もありうるから。
週末は面会時間が長いから、長く一緒に居られて嬉しい。
お別れの時間はお互い辛いけど、週明けには帰宅できる見込みだし、もう少しの辛抱。
一番は、息子がしっかり良くなること!だもんね。
私なんかが泣きごと言っていられない。
また落ち着いたら更新&お返事&ご訪問再開します。