くまきちのブログ


新宿「タカシマヤタイムズスクエア」のレストランズパーク14階にある

洋食フレンチ「クリヨン」に行って来ました。

レストランズパークでは4月18日から5月末日まで、“アペリティフ(食前酒)”と

ひと口ディッシュ“アミューズ”のセットメニューをリーズナブルに味わえる

「アペリティフ プリーズ! with ELLE à table」というイベントを開催しているのです。


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“アペリティフ”という言葉自体、ゆったりと食事を楽しむフランス流

ライフスタイルの象徴でもあることから、「それならば、やはりフランス料理で」

と考え、イベント参加店33店の中から「クリヨン」を選んだのです。


レストランズパークは「タカシマヤタイムズスクエア」本館の12階から14階まで

名立たる名店が揃っており、「クリヨン」はその最上階である14階にあります。

入り口からフランスの風景画などが飾られたシックな店内を進んでいくと、

一面ガラス張りの大きな窓から光が差し込み、素晴らしい眺望が眼前に

広がります。


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フロアスタッフの方に導かれた2人席からは、ちょうど昨日オープンした

ばかりの東京スカイツリー(R)が青空のもと真正面に見えました。

眼下には新宿御苑の緑も広がっています。


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総席数48席にはもったいないくらいの広々とした店内は、

隣席とのピッチも広く、周囲が気になりません。

眺望を楽しみつつ、料理を堪能し、そしてゆったりと会話できる――

まさに“豊かな時間”を過ごせる空間となっていました。


そして、メニュー選び。これもまた心浮き立つ瞬間です。

まず、「アペリティフセット(1,200円)」は必須ですが、

他にも心引かれるメニューが揃っています。いろいろ迷いましたが、

私は「クリヨンランチ(2,100円)」を、母は「ランチセット(1,785円)」を

チョイスしました。


「アペリティフセット」で“みつせ鶏”を食す!


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「アペリティフセット」のアミューズは「みつせ鶏のとりトロ天火焼き

赤ワイン仕立て(単品525円)」、そしてアペリティフはちょっと酸味を

帯びたスパークリングワイン「フランソワ・モンタン・ブリュット(単品850円)」。

単品で頼むのと比べて、200円近くお得です。


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佐賀県産・みつせ鶏の希少部位であるとりトロを赤ワインでマリネして

天火焼きしたフードとスパークリングワインのマリアージュ。

赤ワインとスパークリングワインの紅白揃い踏み。


その「アペリティフセット」ですが、嬉しい“看板に偽りあり”が!

イベント用のリーフレットにはお肉2個の写真が載せられていましたが、

実際に供されたのは3個。1個トクした気分です。


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これまで食べたことがない「みつせ鶏」ですが、もとはフランス生まれの

“レッドブロ”という品種とのこと。フランス生まれの佐賀県育ちなんですね。

柔らかい中にも噛み応えがあり、天火で炙ってあるだけに肉の表面の

芳ばしさも際立っていました。


プレートの上部には、口当たりの良い岩塩が添えられていましたが、

もうソースの美味しさにノックアウトされ、パンできれいにふき取る

ような勢いで、速攻、完食です。


「クリヨンランチ」で“やまゆり豚”を食す!


続いて「クリヨンランチ」へ突入。「クリヨンランチ」は、

オードブル3種類盛り合わせ、メイン、本日のデザート、パンorライス、

コーヒーor紅茶のコースです。その日のメインは「本日の鮮魚のポアレ

オレンジの香るソース スイスチーズのダンテール添え」か「やまゆり豚の

やわらかカスレ」から選べるということだったので、それならばと

これまで食べたことがない神奈川県産・やまゆり豚を選びました。


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オードブル3種類盛り合わせは、モッツァレラチーズに加え、

「ミズダコのカルパッチョ」と「牛肉のカルパッチョ カポナータ風」。

フレンチなのに“ラタトゥイユ風”ではなく、“カポナータ風”という

ネーミングがちょっと意外です。


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クセのないまろやかなモッツァレラチーズ、そしてフルッフルのミズダコ、

下に敷かれた野菜の風味がしみ込んだ牛肉と、味わいも食感も三様で、

食欲がそそられました。全体的にさっぱりとした前菜です。


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そして、いよいよメインの「やまゆり豚のやわらかカスレ」。

その名の通り、フォークを肉の上に置くとさくっと肉が崩れるやわらかさ。

マッシュポテトの甘みとじっくり煮込まれたインゲン豆の食感、

そして肉の旨みを十分に堪能。大満足です!


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〆のデザートは、その日はチーズ、ムースケーキ、ショートケーキの

3種類からチョイスできるそうなので、色鮮やかなムースケーキにしました。


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それほどスイーツが得意ではない私ですが、ベリーの程よい酸味と

ムースのソフトな甘みは、食事を締めくくるのにふさわしい、

何とも心和む余韻が…。


伝統の味を堪能できると人気の「ランチセット」


一方、肉好きの母がオーダーした「ランチセット」ですが、こちらは

好きなメイン料理にスープ、サラダ、パンorライスという流れです。

メイン料理は同店が大阪・梅田で1969年に創業して以来、こだわり

続けてきたというフォン・ド・ヴォーの豊かなコクに加え、マデラ酒の

甘みとトリュフの香りを添えたソースが絶品と評判の

「フレンチハンバーグ トリュフソース」にしました。


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ハンバーグ150gのコースが1,785円、180 g のコースが2,100円と

なっています。不動の人気メニューだそうで私も味を見たいところ

でしたが、一応、今回は“ちょっと遅めの母の日”と銘打っていたので、

その絶品ハンバーグは母に譲りました。


また、メイン料理だけでなく、サラダも3種類から選べます。

加えて、パン・ライスそれぞれ+100円でお替りもできるのも

嬉しいところ。そのためか、百貨店の上層階ということもあって

女性客が多めではありましたが、ボリューム感を求める男性客も

少なくありませんでした。


素材のクオリティやボリューム感、味などから考えれば、

本格フレンチの店としては「CPが高い」といえる気がします。


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また、「クリヨンランチ」もそうだったのですが、ソースの味はもとより、

素材の味を引き出す調理法にも大きな満足感を覚えました。

フレンチでありながら、“和”の良さも盛り込まれているようで、

どこか懐かしさも感じられるラインナップなのです。


実際、隣のテーブルでも、ややお年を召した方々が和気藹々と

談話しつつ、料理を楽しんでいました。

ちなみに私の母も70代です。


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150gのハンバーグはジューシーでボリューム満点。

私もひと口味わわせてもらうことに。


ソースはバターでしつこいといったこともなく、フォン・ド・ボーの

美味しさで勝負している感じ。 トリュフの風味がきいています。

肉も硬すぎず柔らかすぎず、肉本来の美味しさがじっくりと味わえます。

同店「不動の人気」というのもうなずけるお味でした。


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次回はぜひこのジューシーハンバーグに挑戦したいと、

東京スカイツリー(R)の右手に立つ東京タワーを振り返りつつ、

店を後にしました(写真手前は新宿御苑と絵画館、国立競技場)。


東京スカイツリー(R)と東京タワー、そして夜景を眺めながら

楽しむディナータイムの光景も最高でしょうね。

新宿にまた一つ“お気に入りの店”が増えた――そんな気分です。



クリヨン
電話番号:03-5361-1976
URL:http://www.restaurants-park.jp/restaurant/?id=3
営業時間:11:00~23:00(L.O. 22: 00)
予約受付時間:11:00~20:30
※平日15:00以降と土・日・祝日の予約はコース料理のみ


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