★お金はあんましないけど若い感性とヤル気をもった小規模旅館の経営者様に贈ります。そう、そこのあなた★
M-1グランプリのお気に入りのネタなら全部暗記しています、
美和です。
漫才ジュークボックスと呼んでください。
さて、わたくしの青春、M-1グランプリ。
おもしろさももちろんだけど、M-1はやはり賞レース。
いかに「勝つか」ということも注目されていました。
その中で、ある種テッパンとされていたのが、
4分のなかにいかにボケをたくさん入れるか、だったと思います。
ナイツ。塙が勝手にしゃべるなかで、土屋が
小気味よいツッコミ。ボケの数ハンパない。大好き。
2008年優勝ノンスタイル。通常のボケ・ツッコミに
石田の「セルフツッコミ」でもうひと笑い。うまいなぁ。
いかにボケを多く盛り込むか?
そこに注目が集まる中、2010年度肝を抜くコンビが出ました。
え?なにそれ?見たことない!
意味がわからない!でも面白い!
そう、スリムクラブです。
ボケの数が片手で足りるほどしかありませんでした。
そして超スロー・テンポ。
そしてものすごいインパクト。
この年優勝したのは笑い飯でしたが、
記憶に残ったのはスリムクラブだったと思います。
闘う土俵を変えてしまう、見事です。
優勝するには、勝ち残るには、ボケの数が多くなければならない。
わたしも無意識にその常識に囚われていました。
あたかも露天風呂付き客室がないとお客が来ない・・・と
思いこんでいたかのように。
大事なのはボケの数を増やすことではなく、
いかにインパクトを残して笑わせるかということ。
お宿も同じだと思います。
同じ土俵で勝負することはありません。
旅館の常識に囚われる必要なんかありません。
土俵、変えちゃいましょう。
みわ