旅館の一番の特徴は「泊まれる」ことです。
そこでこんな考え方はいかがでしょう?
新たな旅館像が見えるのではないかしら。
「泊まれる〇〇〇」
〇〇〇の部分になにを入れるかがポイントです。
例えば、「泊まれる居酒屋」なんてどうでしょう。
まず、普通の居酒屋さんの場合。
呑んでいてなにがめんどくさいって、帰らなきゃいけないこと。
ね、眠い…このまま寝られたらどれだけいいか…。
実際、路上でグッスリ眠っておられる方もたまにお見かけします。
お食事のときに、
利き酒セットや地元の美味しいワインをすすめてくださる旅館さん、
増えましたね。
お料理をつまみながら、少しずつ美味なお酒をいただき…
その時に心底思うのです。
「ああ、このまま寝られるんだー…帰らなくっていいんだー…」
この幸せ、お酒を呑む方ならわかってくださるはず!
もしもある旅館さんが「泊まれる居酒屋」をコンセプトにしていたならば?
普通の懐石風料理ではなく、
それぞれのお酒にばっちり合うおつまみを準備。
お酒も種類豊富に揃えて、
シメに子丼のラーメンとかうどん、温麺なんかを用意して…。
あとはもう好きに飲んでもらいましょう。
眠くなったらお部屋へどうぞ!
いいと思うんだけどなぁ~!!
言うは易し行うは、でしょうか?
でもでも自由に楽しく発想することって、
お仕事では大事なんじゃないかと思うのです、わたくしは。
ではまた、次回のあったらいいなこんな宿で!
みわ