マッシュの月命日 | フリーライター 熊谷あづさの雑記帳

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ねこの記事もちょくちょく登場する予定です。


2月28日で、マッシュが亡くなってから1ヵ月が経ちました。
 


少し前に、田舎から宅急便が届きました。
中身は、父が作ったお米です。
 
お米と一緒に、笹かまぼこが入っていました。
 
母からメールが届き
「笹かまぼこは、マッシュに」と書いてあったので
遺骨の前にお供えしました。
 
マッシュは、マグロのお刺身とか、肉まんのあんとか
サラダチキンとか、あんことか、カマンベールチーズとか
人間の食べ物にかなり興味を持っており
笹かまも、そのひとつでした。
 
これまではほんの少し、1センチ角くらいしかもらえなかったので
笹かまを丸ごともらえて、
かなりテンションがあがっているのではないかと思います。

 


 

わたしが用意したのは、かつおだしの香りのお線香です。
マッシュが好きだった、黒缶と同じパッケージです。
 
マッシュは、かつおのお刺身も好きだったので
喜んでくれているといいなあ。

 


 

 

それから、月命日に合わせて
お友達がお花を贈ってくださいました。


白を基調とした、すごくステキなフラワーアレンジメントです。
 
マッシュは白い毛が多かったので
すごく似合っているなぁと思いました。
 

お花を目にするだけで、わたしも癒されます。

 

 


このフラワーアレンジメントを贈ってくれたお友達は
キリスト教に造詣が深い方で、
ペットを亡くして悲しんでいる人に
とある神父様が語ったというこんな話を教えてくださいました。


「動物たちははじめから死を超えた存在で、
神さまの永遠の恵みの中で生きているわけで、楽園の住人なんです。

 

だからペットは人を癒すんですね。

 

天使のように楽園から遣わされて、
罪に苦しむ人たち、汚れた人間たちを慰め、励まし、癒してくれる。

 

彼らはこの世の生を終えたら、本来の楽園にまっすぐ帰って、
この世以上に楽しく走り回っているでしょうし、
やがて飼い主さんもそこに帰っていくわけですけれども、
その日、ペットは飼い主のもとに
真っ先に走り寄ってきてくれるんじゃないですか?
 

そしてまた、抱きしめることができますよ。

あなたも、いつかそんな日が待ってるって、信じてくださいね」

 

 




すごくおかしな考え方なのかもしれないのですが
わたしは、マッシュが亡くなった後も
すぐ近くにいるような気配を感じられるはずだと思っていました。

 

でも、多少の不思議な出来事はあったものの
家の中から、マッシュの気配は消えてしまいました。

 

そのことも、すごく悲しかったです。

 

でも、↑のお話を聞いてから、
「そっか。マッシュはいなくなったわけじゃなくて
もともといた場所に戻って行っただけなんだ。
だから、気配がないのも当たり前なんだな」と
自分なりに納得をすることができました。


それから、ひとつ、気がかりなこともありました。

 

マッシュは完全室内飼いだったので
猫のお友達はおらず
向こうの世界に知っている人もおらず
ひとりぼっちで寂しい思いをしているのではないかと
心配していたのです。

 

でも、先ほどのお話を聞いて
向こうの世界にはお友達がたくさんいるのだと
安心できました。


この1ヵ月の間で、気持ちはだいぶ落ち着いたのですが
でも、まだ、やっぱり悲しいです。

 

それに、マッシュがいない生活に慣れつつあることも
違った意味で、悲しかったりもします。

 

メソメソしていると
そらこがそっと近づいてきて、
ぴったりとくっついてくれます。

 

すっかりそらこに頼り切りの、今日このごろです。