意味が伝わる読み(まだまだジタバタする余地がある) | アナウンサーの続けかた!

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アナウンサー熊谷章洋オフィシャルブログ

まずは、
昨日のナレーションの反省。

30分ものの特番で、
短いインタビューのトリキリを挟みながら、
ほとんどの部分をナレーションで説明するタイプの
ドキュメンタリーです。

いつもお世話になっている、
制作会社さん。

まず、自分の仕事の感想から言うと、

練習は正直だ、
ということ。

テーマをもって臨んでいる日頃の練習によって、
課題の音が、
比較的綺麗に出ていました。

読みながら
ちょっと甘いかな?

と感じた部分も、
聞き直してみると普通に出ていて、

やっていることが、
間違いではないことを実感します。

もちろん、
まだまだの部分もありますが・・




そして、
アナウンサーの読みって、

音が綺麗になればなるほど、
普通になってくるわけで、

味やら個性やらは乏しくなるものですけど、

ナレーションでは、
各種の表現力で
それを作っていくものだと、改めて思います。

読み自体の上手い人は、
世の中にゴマンと存在するわけですが、

先日、記事にしたように、

「味は、
上手いを圧倒する」はず。
http://ameblo.jp/kumagai-akihiro/entry-11960266436.html

そのために、
まだまだジタバタできることは、
いっぱいあるだろうと思います。

そのなかで、
自分の強みってなんだろう、
と考えた時に、

「意味が伝わる読み」

なのではなかろうか、と。

そしてそのためにこそ、
味やら個性やらがあるべきだ、と。

そのあたりを、

揺るぎないテクニックで表現していけるように、
なれれば良いと思います。




さて、
今夜も、明日の原稿の準備が終わりました。

足が冷たくなったので、
お風呂に入ります。

今夜は、
ニシンの塩焼きで、一杯(#^^#)


オヤスミナサイ・・