朝日新聞夕刊から
女子高生ファッションのなんちゃって制服が国内外で人気なのだそうだ
なんちゃって女子高生といえば
もう何年も前から知られた現象なのだが
なんちゃって制服の需要がいまだに堅調であるという
コスプレとしての需要のほか
制服代わりに本当の女子高生が着用するのだとか
なるほど~
そういえば
どう見ても同じ学校の仲間なのに
てんでバラバラな制服を着ているグループをよく見かけるもんな
制服がない高校の生徒が
あえて、なんちゃって制服を着ているってわけか
記事によると
制服のない高校の入学式では
ほとんどの生徒がなんちゃって制服を着るのだそうだ
僕なんかは
せっかく自由なんだから、もっと勝手にやればいいのに、
みんなと同じのって面白くないって
よく思ったものだった
だがしかし!
これこそ世界が認め始めた
日本のポップカルチャーの根底にあるものなのだ!!
ガングロ、チャパツ、厚底、ギャル、盛り・・
方向が定まると
皆が一気に流れを作る集団心理と、
そのなかで磨かれていくセンス
そういう人たちを国内で見ていると
なんでまた同じかなあ~と思ってしまうのだが
海外などの人から見ると
極めて特異なムーブメントなのだ
つまり
日本の没個性的な集団心理が
むしろ日本ポップカルチャーの基本なのだ
そう
考えると
個性個性って騒ぐこと、
特異性を強調してトンガッてみせることなんか
なんだかちっぽけなようにも見えるなあ
(B型人間には生き難い社会でもある・・・)