浅田真央に足りないものは | アナウンサーの続けかた!

アナウンサーの続けかた!

アナウンサー熊谷章洋オフィシャルブログ

フィギュアスケートグランプリシリーズ
開幕戦 残念ながら浅田真央選手は2位に終わりました

キムヨナ選手との差が また少し開いたように感じました

それは トリプルアクセルが成功したら?とか
目標はオリンピックだから?とか
そういう楽観的な要素をはるかに凌ぐ、高い壁のように思います

キムヨナ選手の失敗を待つしかない、というのが 現状ではないでしょうか
いったい 何が足らないのでしょう?

演技を見ていて 気がついたことがあります
演出の問題だと思うのですが
浅田真央選手には どうしても「やらされている感」がでてしまう、ということです

つまり 浅田真央という個性が強すぎて、
ほかのなにものかになる、「演技」ができていないのです

それに対してキムヨナ選手は、成りきって演じることが得意なので
あの007のようなテーマ設定がうまくはまるわけです

浅田真央選手に今、必要なのは 何かになりきる演技なのではなく
浅田真央がそこで滑る意義なのではないでしょうか

もっと弾けるような、 大好きな犬と転げまわるような、
そんな、浅田真央そのもの、というテーマ設定こそがピタリとくるはずです

今から変えるのって難しいんでしょうね~
コーチから変えたほうがいいような・・