刀根 里衣 作
NHK出版
悲しいことばかりがあって、
夢を見ることを忘れてしまった
孤独なカエルの“ぴっぽ”。
ぴっぽは小さな羊と夢探しの旅に出る。
四季折々のページがとても美しいので
見入ってしまいます。
そこで見つけたものとはなんでしょう。
今、最も注目を浴びている作家のひとりで
2012年から2年連続で絵本作家の登竜門といわれる
「ボローニャ国際絵本原画展」に入選。
2013年、日本人としては初めて
「国際イラストレーション賞」を受賞し、
2014年に“El viaje de PIPO”(『ぴっぽのたび』)を
スペインのEdiciones SMより出版されてます。
四季の移ろいをこんな風に表現できるって すごいです。
そして、孤独ってなに、友達ってなに、
生きるってどういうことって 感じさせてくれました。
そんなことを考えたことのない子供たちにも
この本の良さは きっと 伝わるでしょうね。
去年の夏のこんな新聞記事もありました。
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紀子さまと眞子さまは、受賞者でミラノを
拠点にする絵本作家、
刀根里衣(さとえ)さんの新作
「ぴっぽのたび」の原画の前に。
主人公のカエル「ぴっぽ」と子羊の友情を
描いた心温まる絵に見入った。
立ち会った刀根さんに、眞子さまは
「絵を見させていただいたことがあって、
絵本をずっと見たいなあと思っていたので」と笑顔で話し、
紀子さまも
「これからのご活躍を楽しみにしております」
と声をかけた。
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本当に今後の活躍が期待されますね。
今日も 絵本力に感謝です。