名刺の肩書き
名刺の肩書きに、アローズコーチを加えようかと悩む建築士、
くぼたです。
読書の秋ですね。
本棚から文庫本を手に取ると、栞がわりに使っていた修行時代
当時の名刺が出てきました。
名刺の肩書きは建築家・・・。
20代前半のペーペーには、それは重い肩書き。
名刺交換をするたびに、恥ずかしく思っていました。
何度か肩書きをはずしていただきたいと、お願いはしたものの
「建築家としての自覚を持ち、業務にあたってください。」
そう山本先生はおっしゃられました。
そして現在使用している私の名刺に肩書きはありません。
メーカーの営業の方や、施工業者の方は我々建築士を「先生」
と呼びます。
その都度、
「駆け出しですから、先生は勘弁してください。くぼたでお願いし
ます。」
そうお願いしてきましたが、20年前の自分の名刺に触れ建築家に
なるための努力を怠り、先生と呼ばれるに足りない自分であること
に深く反省をする次第です。
建築家と名乗り、先生と呼ばれることに「恥ずかしがる」歳ではない
ことを20年前の名刺が教えてくれました。
頑張らねば!