表社会から裏社会まで縦横無尽に飛び回る、あの“キツネ目の男”こと怪人宮崎学がR-ZONEをプロデュース!
ときにはご本人も降臨するとの噂も!?
乞うご期待!
(R-ZONE編集部)
宮崎学プロデュース「極道ちょっとイイ話」
第三回
「極妻パレード」再び!?
読者の皆様、いつもありがとうございます。ヨシワラです。
相変わらず暴排はひどいわけですが、1992年の暴対法施行に際しては、右翼や左翼、そして極妻まで大反対運動が展開され、極妻さんたち200人が胸に赤いバラをつけて銀座をデモ行進したと聞いております。
ま、ヨシワラは生まれてないんですけどね(嘘)
メディアの扱いも大きく、当時の読売新聞も「銀座では、全国から集まった、自称『ヤクザの妻』たち約二百人がデモ行進。
『ヤクザにも人権がある。ヤクザは暴力団ではない。本当の暴力団は自民党だ』とシュプレヒコールを繰り返しながら、銀座周辺を練り歩いた」と報じています(1992年1月2日付け)。
なんで「自称」なのかよくわかりませんが、いい話ですよね。
最近はそういう動きがなくて寂しいなあと思っています。
もちろん、個別にお話をお聞きすると、怒っている奥様たちは多いです。
先日は、「いろんな方面で現役の55歳のご主人」が逮捕されたという奥様20歳(!)にお会いしました。
その奥様は、おきれいなのはもちろん、まあしっかりしてること。
そのへんのギャルは弟子入りしなさいって感じです。
「たしかに、主人はヤクザです。でも、私は主人の子どもを授かったことを公開していません! 今回の不当逮捕には断固として戦います。このままでは日本全体がダメになります!」
憂国モードもたいしたものですが、お子さんを「授かった」っておっしゃる方、今なかなかいらっしゃいませんよねー。
すごいなあと思いました。
しかも、こちらはガチで極妻パレードを知らない世代。
「私は生まれてませんけど、昔はこんなのがあったんですね。いいなあ、やりたいかも」
ちょっと笑った時は、「ハタチの女子全開」でした。
かわいいー(≧∇≦)
オトコ社会の典型のような任侠の世界は、こういうしっかりした極妻たちに支えられているんだなあと実感しました。
もちろんそんな方ばっかりでないのもわかりますけどね。
吉原美姫(よしわら・みき) 『実話ナックルズ』や今はなき『実話時報』などで日本社会の裏事情を取材。「いわゆるフツーの媒体で書けないことを書いていきます」