川崎の事件 【工藤のブログ】 | a.k.a.“工藤明男” プロデュース「不良の花道 ~ワルバナ~」運営事務局













川崎の多摩川河川敷で中学1年生が無惨にも殺害された事件。


事件のあらましはニュースやネットで報道されている通りですが、知れば知るほど吐き気を催すような不快感を感じる。


18歳が13歳をイジメ抜いた挙句、酒に酔ってなぶり殺すなど到底理解出来ない。


聞けば、主犯の少年はグループの他のメンバーに被害者少年へのいじめ行為を咎められた事を逆恨みして犯行に及んだという。


自分の事を肯定するわけではないが、この加害者達は不良でもなんでもない。


もちろん不良の定義やマニュアルがある訳でもないので、僕の印象でしかありませんが。


そもそも不良同士の抗争の類の話でもなく、ムカついたという感情だけで、弱者がより弱者を殺害目的の為に呼び出し、それを実行するというのは、どういう事なのか?


確かに現役の頃、行き過ぎた行為や異常な暴れ方から“キチガイ”と呼ばれる者もいたが、それはグレた者達の間の事であって(例外もあるが)、今回のような事件とは似て非なるものだと思う。


ブログのコメントで、この事件についての僕の見解を求められていましたが、僕のいた世界とあまりに違うので、胸くそが悪くなるムカつく事件という以外に何とも言いようがないのが正直なところです。


しいて言えば、事件内容や主犯の少年の様々な部分にまるでリアリティがなく、短絡的な感情のみで動き、結果、起こした事にも何の責任も感じていないような印象を受ける。


今後、更に事件の経緯が浮き彫りになる中で、ケジメの取り方など考える事はあるのだろうか?


被害者少年のご冥福をお祈りします。





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