「李さんによると、徴用が始まったころは言葉の壁や生活習慣の違いから差別もあったが、移住が定着してくると徐々に改善されていき、「必ずしも不遇ではなかった」と話す。
5世帯が入居する長屋では、半島出身者と本土出身者の家族が仲良く生活していたという。危険と隣り合わせの生活だけに、連帯感は強く、法事のときはみな一緒に飲み食いした。」産経新聞ウェブ6月21日
2015年6月21日つけのわたしの記事「朝鮮人強制連行の実際」にコメントがあり、
「ゼロではない。正当化は汚い。」という主旨でした。
また、「日本は李氏王朝の皇太子を東京に拉致した」という事も書いてあります。
ゼロどころではない。北朝鮮の政府は、日本が600万人、強制連行したと言っていますよ。韓国は、従軍慰安婦20万人強制連行したと言ってるじゃないですか。
なんで、ゼロではないなんて言えるんですか?ゼロに近いんですか?
こんどからは、どうぞ、「ゼロではない」とあちこちで言ってください。
また、皇太子を拉致された、といいますが、日本の拉致被害者は、一般の庶民が秘密裏に誘拐されて、在日の朝鮮総連系の人びとは、ずっと否定していたので、日本人の多くは半信半疑でしたので、抗議の声もあげませんでした。
ところが、朝鮮の王族が日本に行った事については、だれもが知っていることだったのです。
知っていて、朝鮮の人びとは、必死に抗議しませんでした。
伊藤博文を暗殺した安ジュングンは、英雄とされていますが、なぜ、もっとたくさんの英雄が朝鮮には、現れなかったのでしょうか?
先進国は、強国になる努力をしたが、韓国は内部抗争ばかりで、強い国に成ろうとしなかったこと。悪の強国を悪だと恨むばかりで、悪をはねつける正義を培わなかった事弱い善人であり続け、IMFに助けてもらったりしている事をお忘れなく。
インドネシア、ベトナム、インドは英国、フランス、オランダに対して勇敢に戦い、現在の彼らの独立のために、戦死した人はたくさんいますが、朝鮮は、武断統治の日本に、死に物狂いの戦いをしませんでした。ふつうはするんですよ。パレスチナも、イラクも、抵抗しました。日本も、連合軍に対して、抵抗しました。
わたしが、しきりに、近現代史について書いているのは、基本的な姿勢にもとづいて書いているので、思いつきで書き散らしているわけではありません。
原発事故もあれば、薬害エイズの問題、かつては公害もあったように、「平和な日本」にも、間違い、過誤、失敗は多々あります。
同じように、強盗、強姦、DV、ストーカー殺人、詐欺、サイコパス、パワハラは無数にあり、こうした犯罪をする輩(やから)は、戦前戦中にも、いたのですから、当然、戦争中の戦争犯罪もありましたし、事実、どの国も自国の兵士を罰する、軍法裁判があり、憲兵がいます。
だから、日本軍が正義の軍隊で、まるで悪い事をしなかったなんて思うのは、間抜けです。同時にどの国の軍隊も同じであり、独立戦争の軍隊でさえ、独立戦争をきっかけに立身出世をしようとする者もいれば、軍隊の財産をかすめ取る者、自国の女性に乱暴をする者がいるでしょう。
わたしが、言っているのは、10のものを1000と言ってはいけない。日本もどの国もたいしたものではないし、どの国にも、立派な人はいる、と言う事です。朝鮮にも、金玉均や、ホ・ギュンという立派な人はいました。日本民族が特別悪逆だということ、中国、韓国、朝鮮が特別善意と被害の人びとだという認識は間違いだということです。
貧困国のパキスタンでは、マララさん事件のように、女性を虐待し、カンボジア人とベトナム人は相互に長く憎悪して、お互いの兵士の死体から、肝臓を抜き出したり、脳を取ったりして、うっぷんばらしをしてきました。第三世界だから、純情で、被害を受けた側とばかり言い切れない。
韓国では、パク・チョンヒ政権で、2万人の共産主義と疑われた人びとが殺されたと言われ、事実、パク・クネさんが、公式に謝罪しています。これでは、分断したばかりではなく、それ以上の積極的国家犯罪です。宅間守は資本主義の格差社会の犠牲者なら、児童を殺害されて許されるでしょうか。韓国は、日本の被害者なら、韓国国民の左翼がかった人びとをちゃんと裁判せずに殺害してもいいのでしょうか?
アメリカ、フランス、イギリスが特別人権意識が高いわけがないのは、むしろいまでは、常識でしょうけれども、戦後すぐの頃、石坂洋次郎などは、アメリカは正義と公正の国だと信じ切っていました。
もうひとつの、大きく、重要な現代日本人の大きな間違いは、「平和」は、民衆の目標とすべきものではない、という事です。
その理由は、次の諸点にあります。
1.民主主義国である日本とアメリカでは、「侵略戦争を抑止する方法はある。」ということ。したがって、戦争をできる国にしている、という心配気な顔をするのは、まったく、無意味だということです。
2.では、その方法とは、なんでしょうか。
安倍首相が、危険な法案を成立しようとしていると思うなら、マスコミは、国民に世論調査をしてもみればよい。いつもしていますよね。これで、支持率が、10%を切って、法案を通せるものではありませんし、解散総選挙や総辞職をするかもしれない。
なぜ、法案を通せないかというと、国会議員は、地元の支持層と対話をするからです。
選挙になれば、国民は主権者として、代表者を選べばよい。
これで、どうして、侵略戦争になりますか?
3.それでも、アメリカでは、戦争になりますよね。それは、アメリカ国民が容認してた結果であり、日本人は容認しなければそれでいい。
つまり、日本人は、自分たち国民の意思で、侵略戦争を拒否できるのに、拒否出来ないと思い込んでいるのです。民主主義、国民主権は大事だと言いながら、主権の行使を信じていないのは、なさけないではありませんか。
4.安倍首相は戦争をできる国にしている、というのは、テレ朝、TBSが十分、言っているのですから、国会に行って叫ばなくてもいいんです。テレ朝、TBS、朝日新聞、毎日新聞の社説を確認して、やっぱりそうだ、と思って、世論調査で、安倍首相を支持しない、と答えればいいし、選挙では、共産党、社民党に入れれば、いい。そうすれば、もう安心。戦争の心配はなくなります。
こういう簡単な事がわからないのが、おかしいと言う事をさまざまな事例をもとにここで書いているつもりです。
「平和」は目標になりません。
なぜなら、「平和」とは、オレオレ詐欺、酔っぱらい運転、覚せい剤、強盗強姦、DV、ストーカー殺人、パワハラ、いたぶり、イジメ、幼児虐待、食品偽装、薬害、ご近所トラブルの蔓延、放火の氾濫する平和になりかねないからです。
どうして、こういう平和を求めていられましょうか。
だが、人は現実には、平和運動をする。
その理由はなにかというと、「平和運動」とは、「自民党に投票しないで、共産党、社民党、民主党にいれましょう。共産党、社民党、民主党の連立内閣を作りましょう」という運動だからです。
自殺、オレオレ詐欺、酔っぱらい運転、覚せい剤、強盗強姦、DV、ストーカー殺人、パワハラ、いたぶり、イジメ、幼児虐待、食品偽装、薬害、ご近所トラブルの蔓延、放火、原発事故の氾濫する平和は、非常に困ったものだ。これらに、戦争犯罪の考察は、なんの役にも立たないし、共産党民主党の連立内閣ができても、悪化しても、減りはしないでしょう。
さらに、上記のように、実は、侵略戦争防止は簡単に実行可能。こう、思っているわたしには、平和運動は、困った日本、困った世界を放置する所業に思えるのです。
上記の恐ろしい平和は、日本よりも韓国、アメリカのほうがもっとひどいですよ。
こういう主旨で書いているので、なにも、韓国の悪口をいうのが、楽しく、日本人はすばらしい、と言いたいわけじゃない。だから、わたしは、かつて、反日だな、と言われた事もあります。日本もまた、欠陥だらけだと思うからです。
大江健三郎などは、日本が戦前日本が反省と贖罪意識を持ち、その証拠として国会決議で謝罪と賠償をすれば、平和日本は、精神がしっかりして、 自殺、オレオレ詐欺、酔っぱらい運転、覚せい剤、強盗強姦、DV、ストーカー殺人、パワハラ、いたぶり、イジメ、幼児虐待、食品偽装は解決する、みたいに思っているようですが、韓国、中国は、日本の謝罪にいやされなければ、誠実な人間が増えない、というのでしょうか?
わたしのような考えが、少数派である以上、わたしのほうこそ、大江のいう「新しい人」よりも、「新しい人」だと思います。すくなくとも、大江の言うような「あいまいな日本人」ではありません。
国というものは、疑わしい側面がある。だから、三権分立にして、国会議員、と大統領の任期には、期限があり、マスコミには、批判の自由がある。そして、選挙でいつでも、リコールできる、とこうアメリカでは教えているが、日本では、日教組は、子どもたちに、われわれの日本は、中国、北朝鮮とはちがって、政治家が徴兵制や侵略戦争をしようとしたら、いつでも、選挙で落選させることができるという点では、いい国です、とはっきり言ってこなかったのです。
わたしは、右派でも、反日でもありませんが、憲法9条の交戦権の放棄は、自衛の放棄だから、改憲したほうがいいと考え、日米安保条約は必要であると肯定するから、当然その状況下では、核保有は、不要なのです。日米安保あればこそ、日本は軍事小国でいられます。
わたしの記事を見て、ネトウヨとか、反米愛国だとか、韓国ドラマ好きの反日だとか思う人がいるので、以上の記事は毎日のように、二番目の位置にUPします。