日本マスコミの韓国を恐れる心理を予告する韓国ドラマ | 気になる映画とドラマノート

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韓国版女王の教室は、日本の朝日・読売・毎日の恐韓心理を予告しているような内容だ。

先生は、生徒に、わざと「告げ口」をするように、誘う。

生徒は、告げ口行為に耐え切れなくなって、しまいに、先生のせいだ、先生が子供のわたしに、「告げ口しろなんていうからこうなった」と叫ぶ。

コレに対する先生の答えは、「先生のせい?自分が嫌なら嫌だと、はっきり拒絶すればいいだけのこと。」という。つまり、靖國に参拝したければすればいい。韓国や中国がいやがっているとさわいでいるのは、あなた自身でしょう?

 「先祖を拝む事も止められて、中国様韓国様は僕らの気持ちもしらないくせに」と言わないほうがいい。


 たしかに、こちらは抗議はした。しかし、はねつける自由はあなたがたにあったはず。

 そして、人にいわれたからと行って、国を愛する自尊心を捨てるのは、日本くらいなもの。

 中国が抗議するから、韓国が抗議するから、なんてよそのせいにしないでよね、と言う論理を導きだせるように、このドラマは出来ている。

 日本のマスコミの政府批判仕方は、近隣国が嫌がることはしない、だが、このドラマの先生は、相手が間違ったことを要求したなら、それを拒むことは、相手の嫌がることをした、悪い事とは言えない、と教える。

強盗におかねをわたさなければ、そりゃ強盗は怒る。
詐欺師や新興宗教に、インチキだ、言うこと聞かない、と言ったら、そりゃ嫌われるよ。

日本のマスコミは、誤解、勘違い、脅しでも、相手を不愉快にさせてはいけない。強盗さんと仲良くして、お手柔らかにしてもらおうよ、という

 ところで、多くの視聴者は、とくに日本人は気づかないが、この子供は、韓国の歴史に必ず出てくる、新羅が唐のちからを借りたこと、秀吉の時代に案内役をした朝鮮人がいたこと、元の高麗支配時代に親元はがいたこと・・・という韓国の歴史にかならず登場する売国奴のことを描いたものなのだ。ほかにも、韓国ドラマでは、自尊心を捨て、カネや利己心で国を売る者を戒める場面が何度も登場する。現在でも、パクチョンヒ元大統領は、売国奴という意味で、親日派と言われて非難されている。

 ところで詐欺師が、人に募金を求めて断ったら、怒るだろうから、人はなんであれ、他人を不愉快にさせてはいけないというわけで、払うか、断るしかないが、この詐欺師は、未来永劫、この人から、募金をせしめたいので、本格的なケンカはしたくない。ところが、ここに詐欺師の息子がいて、お父さん、あんな奴とは、もう付き合わないほうがいいよ、といきり立つ。親の心,子供知らず、本当に關係が絶たれたんでは、元も子もない。将来また、だまし取ることができなくなるではないか。だから、表だって、断ってもらっては、詐欺師は困る。一応、息子の手前、困りますよ、あなたの先祖が、家に悪いことをしなかったなんて、いわないでね。というわけだ。

 詐欺師は人に、たかり、せびるのが仕事だが、まさか息子にそれが仕事だと言えない。そこで、息子には、お父さんがあそこのうちからおかねをもらうのは、せびっているんじゃないんだよ、昔、おじいさんが、あそこのうちのおじいさんにいじめられたから、謝罪と賠償しているんだよ。これからも、だからもらっていいんだよ、と教えている。