韓流ドラマ嫌いのカリスマは、東洋史家の宮脇淳子先生だが、今週の週刊文春で新事実がわかった。
宮脇先生は、韓流ドラマ批判の後に、「アメリカドラマは、日本人をアメリカ文化に汚染せてしまった」と明記している。
わたしは、長いこと、「語るに落ちる」とか「馬脚をあらわす」という言葉がどんな場合だろう、とピンとこなかったが、これこそ、「語るに落ちる」であり、「馬脚をあらわす」ではないか。
これでは、宮脇先生の口真似をして、職場では後輩に、家で奥さんに、「チャングム」や「朱蒙」の歴史のウソをぶっていた世のご主人たちは、アメリカドラマの「24」、「奥様は魔女」、はもとより、レディーガガも、マイケル・ジャクソンも日本の文化を破壊し、アメリカ文化に染まる元凶といわねばならないでしょう。
わたしは、宮脇さんのような学者がアメリカドラマの「スパイ大作戦」や「奥様は魔女」のようなおもしろいドラマが放送していた頃に、アメリカの文化侵略だと騒がず、いまになって騒ぐ、その程度でほんとうに良かったと思います。
なんと、韓流ドラマ否定論者とは、アメリカドラマを日本文化破壊の元とする文化鎖国主義者だったのです。
デマじゃないですよ。本人がはっきり言ってます。韓国ドラマを止めないと、アメリカドラマによる日本人の汚染と同じことが起きると。なんのこっちゃ。韓国の保守派と同じなんだ。