キム尚宮が母親を責めること責めること。
理屈は正しいのだが、あまりに容赦ない母親への責めかた。
これはファンジニが、本当は敬愛する師匠を、道義的に責めて許さなかったのと同じだ。
日本でもこういう親子喧嘩、子どもが親を責める場面は、現実に繰り広げられているに違いない。
ただドラマでは「ファンジニ」に見るように、責められた前世代は自殺し、子どもの世代は後悔とのあとで自立を成し遂げるが、
しかし現実の親子喧嘩は親が自殺するわけでもないし、子どもが自立を実現するわけでもない。