会社の後輩Yumeちゃん、新しいレーシングスーツを手に入れました。
これまでのセパレートのやつも使い勝手がいいんだけど、今回のはワンピースでカンガルー革。
ボス達はオーストラリアから来ましたけども、レーシングスーツの重要な材料である「革」も同じくオーストラリアから来るんだよ。
靴好き、ゴルフ好きの人なんかは「カンガルー革」には馴染みがありますよね。
バイクの世界でも薄くて軽くて強いカンガルー革は活躍です。
どれくらい厚みが違うかっていうと。。。
パンツの前立て部分。
コチラ、表は牛革で裏はナイロン生地。
コチラは裏表共にカンガルー革。
ね、ずいぶん薄いでしょー。
ツーピースのレーシングスーツの背中から肩にかけて、こんな組み合わせでできてます。
転んだ時にはプロテクションが必要な背中は牛革。
反射材のパイピングをはさんで肩のあたりも同じく牛革だけど、ここは通気性を保つためにパンチングと言って穴あき加工がされてます。
脇あたりは乗車時のクラウチングスタイルに負担をかけないためにシャーリング+ケブラー製のジャージ。
そして脇腹や腕の内側など、引き裂き強度は必要だけど転んだ時に路面と接触しないところは軽量なカンガルー。
なかなか複雑な構造でしょ。
そのほか、前立てや内側の見頃もナイロン生地やメッシュ素材で、軽くて丈夫に作られています。
なんか表面はシワシワでおじいちゃんの肌みたい。（笑）
コチラ、いつもの牛革スーツ。
ほんでこれがカンガルー革のスーツ。
こんなんでわかるわけないよね。（笑）
コンパクトな姿勢のミニバイクにはありがたい、楽チンなスーツでんす。
