"分からないキモチ" | 空白を詩で埋めて

"分からないキモチ"

壁に背を軽く預けて
触れる指の温もり感じて
貴方の想いは此処には無いけど
その唇が私包んでいく…


何気なく交わす
日常の会話
週末の予定気になって

あの子の元に
行くんじゃないの?
気付けばただの嫉妬でしかない

私らしさは
どこに置いてきたの
あのキスの後
どこにも私が居ないよ

崩れそうな
山を乗り越えても
誰も居ない
一人きりの砂漠
貴方には
きっと分からないキモチ…


流れ出るような
あの子の不満
私に何を求めているのか

『別れたい』なんて
言葉口にして
結局何も動きはしないのね

貴方の事を
忘れられれば楽なのに
消えない温もり
どうしてこんなに苦しい

壊れそうな
ガラスの靴で走っても
離れていく
努力は泡となる
貴方には
きっと分からないキモチ…


崩れそうな
山を乗り越えても
誰も居ない
居るはずがないでしょ
貴方には
ずっと分からないキモチ…

強がっても
頬が濡れる限り
好きなんだよ
心が求めてる
貴方には
ずっと分からないキモチ…


壁に背を軽く預けて
触れる指の温もり感じて
貴方の想いは此処には無いけど
その唇が私包んでいく…

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彼女持ちの男性に恋をした
ある一人の女性

見つめてるだけで良かったのに
そこに居るだけで良かったのに

どうして貴方は優しくするの?
どうして貴方はキスをくれるの?

流れる涙は今日も枯れない…

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