小学校生活に片をつけるために、物の整理をしよう♪ | 片付けなさい!と言わずに子育て♪10年後も家族が心地いい整理収納*明石

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元養護教諭の整理収納アドバイザーです。子どもが将来自立した大人になるために必要な様々な力を、かたづけを通して身につけられるようにサポートします。片づけのことだけでなく、親と子どものこころやからだのことも綴ってます♪

こんにちは!

明石の整理収納アドバイザー 加藤 真由美です。

昨年「片づけの授業」を受けてくれた子どもたちが、もうすぐ小学校を卒業します。

その前に『もうすぐA小学校を卒業するあなたへ~物と心の整理をして軽やかに中学校へ進もう~』というテーマで授業をさせていただきました。

1時限目は、「小学校生活の物と心の整理をしよう」です。

導入部分で、小学校生活の心と体の成長について話しました。

そして、今から中学校入学までに小学校生活でお世話になった物を整理し、その空いたスペースに中学校生活に必要なものを迎えること!!を伝えました。


小学校生活でお世話になったものの代表として、

「ランドセル・教科書・お道具箱・体操服・鍵盤ハーモニカ」の5つにしました。

それらに対して、

「これからも使うので置いておく」

「使わないけど思い出として置いておく」

「人にゆずるか売るか寄付する」

「捨てる」

「考えていない・わからない」


の5つの選択肢から各自事前に選んでもらっていたのです。

それを元に、まずはグループでそれぞれ意見を言って、一つにまとめてシートに貼ります。
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その後、前の黒板に、グループの意見を貼っていきます!

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その結果がこちら!
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事前アンケート結果では、5つの物を卒業後にどうするか?を考えていない・わからない、という人が一番多かったです。

しかし、授業の中でグループの意見としては、考えていない・わからない、はなかったです。

話し合いの結果を事前アンケート結果を交えながら解説しました。


グループで話をした中でも、一番思い出として置いておきたい物は、事前アンケート結果と同じく

ランドセルでした。

ランドセルを残す方法としては、

〇そのままの形で置いておく=どこにいつまで置いておくのかを決める。

〇小さくして置いておく=ミニランドセルに加工する

〇写真に撮る

〇形を変えて使う=リメイク(パスケース・ペンケース・小銭入れなど)

ランドセルを手放す方法としては、

●人にゆずる=親戚・知人など

●売る=ネットで状態の良い物、付属品があり、素地によっては高く売れるかも?!

●寄付する=国内、海外など

●捨てる=明石市は、燃やせるゴミの日にゴミ袋に入れて出す

などがあります。


そして、物を手放す時には、今まで自分の元で役立ってくれた事に対し、

「お役目ご苦労様、今までありがとう!」

の感謝の気持ちを伝えたいものですね、と話しました。

子どもたちは、これまで小学校で使ってきた物を卒業したらどうするか?を考える機会になったようです。


『小学校生活の心の整理』については、後日ご紹介します。