KAN × 和田唱 (写真:上野樹里) LuckyRaccoon Volume44   | 北マングスのラフスケッチ帳

KAN × 和田唱 (写真:上野樹里) LuckyRaccoon Volume44  

LuckyRaccoon Volume44 やっと届きました。

注文してたけど入金し忘れてキャンセル扱いになってたらしく、慌てて先週末に注文と入金をしたのです。

昨日届くってすごい速い!編集から発送まで一人でやってる森田恭子さん、ほんとにありがとうございますドキドキの気持ちです。

 

 

 

この表紙、森田さんが住んでいる呉の港の写真がとてもすてきです。

舫い綱につながれた船の写真。

この本は、アーティストとファンの舫い綱のような存在で44号まで続けて来られたんだろうなと思います。

 

まず、KANさんと和田唱さんの往復書簡を読みました。

ホントは対談したかったけどスケジュールが合わなくて往復書簡になったそうです。

そのおかげでなんと「写真:上野樹里」を観ることができましたアップ

そう、和田さんの写真は最後の2枚を除いて8枚も樹里さんが撮った和田さんなのです。往復書簡の内容は音楽と食べ物(主に台湾料理)なのですが、お正月から2人が風邪をひくまで期間の、初めての2人で過ごす「1月」が綴られております。

 

ネタバレにならない範囲で唱さんの文中に散りばめられるエピソードをキーワード的に記すと、例えば、

叙々苑、ドン・キホーテ、ブーブーとフラン、台湾料理、樹里さん発熱、唱さんの看病、iPhoneのボイスメモ、漢方、QUEEN、、、、育乳ブラ!?。

 とても楽しい内容です。対象を飾らず切り取る写真は樹里さんらしさを感じます。

紙面からは、樹里さんが「お父さんと伊藤さん」関連のインタビューで語られていた「日常の暮らし」がパーっと目の前に広がった気がしました。もちろん、樹里さんは写ってないのですが。

 

 音楽が生まれる素地としての豊かな日常は、栄養たっぷりの土壌のようにゆっくりと作られて居るんだなと感じました。

 

 しかし、羨ましい雑誌です。森田さんのように自分のアンテナに引っかかるアーティストだけを自分の手作りの雑誌にするなんて。ラッキーラクーンのような雑誌が女優や俳優にもできるなら、面白いのになぁと思います。でも、これを一人で作るのは経済的にも労力的にもとても大変だと思うのです。

ということで、興味がある方は、手にとって読んで欲しいと思います!!!!

LuckyRaccoon 44  https://tmblr.co/ZER6tw2HN3bGm