筑豊風土記 | 筑豊風土坊のブログ

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筑豊風土記 の名称は明治前期の石炭採掘より 筑前の遠賀・鞍手・嘉麻・穂波の4郡と 豊前の田川郡の5郡の石炭組合の設立によって 筑前・豊前の頭字を取り 筑豊 の名称が使われました。 この 筑豊の歴史・生活を知って頂ければの 筑豊風土記 です。

 

          旧国鉄 添田線 は 今   その2(一本松-上伊田駅)



   現在の日田英彦山線一本松駅は、 広い駐車場の片隅に可愛い駅舎 そして無人駅となっています。 列車が止まると昼間だからでしょうか 7-10人の乗り降りが見られます。 香春駅より1.6 km  日田英彦山線伊田駅 まで 2.4 km  添田線があったころは上伊田駅まで 0.9 km の距離でした。 


  現在の日田彦山線 は、一本松駅より 伊田駅に向かう途中で 旧添田線と分岐 そして平成筑豊鉄道 上伊田駅 構内を通り伊田駅 に向かうのですが このあたりは、上伊田駅ホームより東方を見ると 左に日田彦山線 正面に勾金駅 からの平成筑豊鉄道線 その 約200m先にはに昔添田線が 通った橋台 や 路面が見れるという 鉄道路線の中でも複雑・ 怪奇な地区で 蜘蛛の巣のように 張り巡らされた 筑豊の石炭輸送網の高密度 を見ることができます。



 旧添田線一本松-上伊田駅間は、 現在所々で 雑草に覆わた路盤跡  レール敷設部を見ることがあります。 廃線から31年この区間は再利用がないのかなと思っていましたが 路床の中に 真新しい測量杭がありました これから行くと旧添田線のこの区間も 新しい開発の時期が来ているのを感じる筑豊風土坊でありました。 しかし この後 驚きの 添田線を見るのは 次期の報告 とさせていただきます

 

 この上伊田地区は 、添田線とは少し離れますが 面白いというか 名所・ 旧跡・ 近代化遺産 の場所であることを知りました。 少し寄り道ですが 次回に 報告したいと思います。  

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 昭和35年当時の一本松-上伊田駅間        現在の日田英彦山線一本松駅駅舎



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         一本松駅名標                     北部九州のJR路線図

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     一本松駅ホームと日田彦山線列車            一本松駅ホーム板駅方

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       日田彦山線一本松駅時刻表             香春-今任間(5万分拡大)


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  現在の香春-旧上伊田駅付近航空写真         正面の盛土が旧添田線路盤 

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      左前方が旧添田線の路盤跡          平成筑豊鉄道との交差部橋台が残る

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平成筑豊上伊田駅より左日田彦山線・前方橋台     平成筑豊交差部付近のレール跡

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    レール終わり 前方に旧上伊田駅       旧上伊田駅から道路三交差正面が旧鉄道


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        路面は削られ宅地化             右消防格納庫付近が 旧上伊田駅跡

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          旧上伊田駅舎跡                      




   地図情報    一本松駅     北緯  33度39分22秒    東経  130度50分08秒 

             旧上伊田駅    北緯  33度38分53秒    東経  130度50分01秒



    

   次回は、 旧国鉄 添田線 は 今  その3(上伊田駅周辺の名所) へ