度々登場する、学年最下位のうちの真ん中の愚息(中2→でも、一番可愛い)が、

「インターナショナルになれ、世界に通用する人間になれ、英語勉強しろ、って言うけれど、インターナショナルな人になったら、金儲けできるの??
日本語しかできないと貧乏になってしまうの??」

なかなか素直な感性。

普通は「インターナショナルな人間になれ」
と言われたら、
「はい」
と素直に受け入れてしまうそうだけど、決して捻くれた質問ではない。

だからこそ、彼のことは憎めないんですよね…
で、当たり障りのない返事しかできていなかったのですが、今回のセミナーに出て、いろいろな方と話をして気づかされました。

インターナショナルになるか、ドメスティックに生きるか、
これは生き方の軸としてとても大切だけれど、お金儲けできるかどうかとは全く関係ない。

インターナショナルな人でも貧乏暇なしの人もいれば、
ドメスティックでも金儲けできる人もいる。

だから、金儲けできるかどうかで、インターナショナルかドメスティックかを決めるのはとてもナンセンス。
インターナショナルにならない(なれない)事に恐怖心を必要以上に煽ることって論外な事です。

もちろん、インターナショナルな人になれば、チャンスが広がるのは事実ですし、ですから、そういった人は英語はがっつりやらないといけないです。

そうそう、ドバイもシンガポールも当たり前に、バイリンガルではなく、トリリンガルとやっていくわけですから、そこまで目指さないといけないですよね。

で、ドメスティックに生きることも、決めたとなれば、ドメスティックなりにどう生きていくのか、頭を使って生きていくことが求められてくる時代がすぐそこに来ていると思います。

これからの時代、ドメスティック間では、一部の稼げる人と、多くの稼げない人が鮮明になってくるでしょうから。