三度目になるでしょうか、三河湾に浮かぶ篠島を訪れました。
知多半島の先端、師崎港から高速艇で10分ほど、南知多町に属します。

師崎港の目の前はタコ漁で名高い日間賀島。

三河湾の入り口でもあり、伊勢湾に面する篠島です。

周囲8キロほど、600世帯、人口1700人余の漁業の島です。
島の東は三河湾に向き、穏やかな表情、美しい砂浜が800mも続き、夏は海水浴客で賑わう
観光地でホテルや海の幸の食堂などが立ち並びます。

伊勢神宮とのご縁が深く、伊勢神宮の遷宮、20年ごとに建て替えられる神明神社。
島の皆さんご親切です。道で御尋ねしたところ見えるところまで案内下さいました。

山と海の間の狭い土地にぎっしり民家が立ち並びます。
神明神社より歩いて10分ほどの八王子社も同様に、社殿の改築は伊勢神宮の用材で行われます。
神の島です。

砂浜に沿って歩いて南側。

山で区切られた島の反対は伊勢湾に面し、絶壁、岩場が続き、全く様相が異なります。

夕日の沈む景色が素晴らしく、日本の夕景100選にも入る松島。
島の方々から是非夕方ご覧下さいと勧められました。


名古屋城は慶長15年(1610年)に家康の命により、加藤清正を城普請の総大将として進められましたが、石材は多くを此処、篠島から切り出しました。

岩を切り出すノミの跡も残っていました。


砂浜の集落から坂を登りきると山の反対側、絶景を望む篠島小、中学校です。
中学校と高校が同居していましたが、平成18年4月より小学校と中学校が隣り合わせの校舎で
学んでいます。生徒数は 小学生80人、中学校40人ほどだそうです。
毎日これほどの坂道を上り下りすれば自然に体力が鍛えられることでしょう。

中央が渥美半島の伊良湖岬、伊良湖水道を挟んで右に見えるのが三島由紀夫の「潮騒」で知られる
神島です。
神島 2015年の訪問
http://ameblo.jp/ksuigyok/entry-12023845946.html
伊良湖岬
http://ameblo.jp/ksuigyok/entry-11773857521.html
日間賀島 2012年
http://ameblo.jp/ksuigyok/entry-11290239566.html

4時間近く、島の隅々、高低を歩き回りました。蒼い海に包まれた素晴らしい景色を満喫。
漁業の島だけあって、漁師さんが経営する食堂で獲れたての美味しい刺身を頂いて、
あたたかい島の方々との出会いもあって素敵な半日を過ごしました。

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