京都 栂尾  高山寺  平成26年12月 | Chajinの 徒然フォトブログ

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「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         


今年最後のお出かけは 京都 栂尾(とがのお)  高山寺。


一般的には国宝の鳥獣戯画図四巻で知られますが、私共茶店にとっては

日本茶の発祥の地として忘れてはならない地であります。


建永元年(1206年)、後鳥羽上皇の院宣により、明恵(みょうえ)上人を主として中興開山された。






金堂






仏足石









明恵上人の御廟







国宝、石水院。明恵上人が後鳥羽上皇から学問所として賜った唯一の遺構。


塀にかこまれて外観は望めませんが簡素で優雅な内部を拝見することはできます。





もちろんレプリカですが石水院内に鳥獣戯画図が展示されています。

全四巻あり、甲巻が鳥獣戯画図。












臨済宗、建仁寺、の開祖、栄西禅師が宋から持ち帰った茶の種を明恵上人に与え、

茶樹を日本で初めて育てた茶園です。


栄西禅師は宋で抹茶の製法を学び(現在の抹茶とは異なる)、医薬としての「喫茶養生記」の

著書でも知られる。


西暦1400年後期、村田珠光、1500年頃、武野紹鴎を師として千利休が現在の抹茶、茶道を

l確立したもの。








栂尾で採れたお茶を宇治産などとは別にして「本茶」と呼ばれたものです。






私共で扱う瀬戸織部 高山寺鳥獣戯画茶碗。





昭和41年にミリオンヒットしたデュークエイセスの歌「女ひとり」(永六輔作詞、いずみたく作曲)

で知られ、一番、大原三千院、二番、栂尾高山寺、三番嵐山大覚寺とあるように、

「恋に疲れた女がひとり」訪れるのは、人の少ない静かな佇まいの歴史ある寺院で

なくてはいけないらしい。


先にお茶の入れ方教室の講師をした際、日本茶の発祥の地として憶えて頂くために

この歌を紹介したところ40代くらいの奥様方はどなたもご存じなく、世代の違いを

痛感させられたところでした。


              京都栂尾(とがのお) 高山寺
              恋に疲れた 女が一人
              大島紬(つむぎ)に つづれの帯が
              影を落とした 石畳
              京都栂尾 高山寺
              恋に疲れた 女が一人



大原三千院  http://ameblo.jp/ksuigyok/entry-11870731516.html

嵐山大覚寺  http://ameblo.jp/ksuigyok/entry-11274344392.html  





高山寺から少し奥、若狭へ向かうと北山杉で名高い北山。

川沿いの山々が見事に植林され、集落は材木関連の仕事のみで

成り立っているようです。








組合の北山杉貯木場











この後は鞍馬寺へ。





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