当地大垣でも2月中旬を過ぎると、東大寺二月堂の3月12日、「お水取り」の
日が来ないと暖かくならない、春が来ないと誰もが待ち望みます。
東大寺へは数度訪れておりますが陽が落ちてから催されるお水取り行事は
TVで以外見たことはありません。
ただ、そのお水取りの水が若狭から送られるとは聞いておりました。
敦賀から高速道路、若狭道が開通して当地からも行きやすくなった若狭小浜を
訪ねてみました。
お水送り行事で名高い神宮寺。

ウィキより
(閼伽(あか)は、仏教において仏前などに供養される水のことで六種供養のひとつ。 サンスクリット語のargha(アルガ)の音写で、功徳水(くどくすい)と訳される。閼伽井から 汲まれた水に香を入れることがあり、閼伽香水とも呼ばれることもある。)
重文の仁王門


受付では青い目の奥様がお出迎え、説明を頂きました。
室町時代に再建された重文の神宮寺本堂。
お水送りの水が湧き出る境内の泉。
お水送りの行事は3月2日この泉の水を竹筒に汲み、お香水(こうずい)と呼ばれるその
水を2k上流の鵜の瀬の遠敷川(おにゅうがわ)へ流す行事で、そのお香水が10日かかって
3月12日に二月堂下の「若狭井」から湧き出るとされています。
お水送り場、鵜の瀬。
若狭から奈良まで100kほど、地下水が10日で届くとは考え辛いのですが
奈良時代から続く伝統行事で、752年以来、途絶えたことがないと伝わります。
伝説の地を訪れた後、若狭の青い海を楽しみました。
長さ6kの断崖美と奇岩を船で楽しむ蘇洞門(そとも)巡り。
鎌の腰
大門、小門
年中水量が変わらないと言われる白糸の滝。
再稼働か否かで全国的に知られる関西電力大飯原子力発電所。
この地方は大陸の文化が上陸して大和の都へ運ばれたもっとも近い道であり
若狭は朝鮮語のワカソ(往き来)から、奈良も朝鮮語のナラ(都)から宛字された
と言われます。
はじめて訪れた歴史ある地でした。
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