日本三大桜の一つ、国指定天然記念物の薄墨桜が本巣市根尾の薄墨公園で
見頃を迎え花見に訪れた多くの観光客で賑わっている。
樹齢1500年あまり、散り際に花びらが薄い墨色を帯びるのが名前の由来と
言われる。
7日は中部、関西から訪れた車、観光バスの大勢の観光客が淡いピンク色の花を
楽しんでいた。
左は薄墨桜二世。
大正11年、国の天延記念物に指定されたが、戦中の放置により枯死寸前であったのを
昭和二十四年、老木回生の名手、岐阜市の医師前田利行氏、大工中島英一により弱った根に
近くの山の二百数十本の山桜の根継ぎを行い見事に生き返らせた。
更に昭和三十四年の伊勢湾台風により太い枝が折れ小枝もほとんどもぎ取られたのを
昭和四十二年来訪した作家宇野千代氏が県知事に薄墨桜が枯死するのを防いで欲しいと
訴えられ、国や県の補助もえられて現在も手厚い保護を受けている。
冬には雪深い地であり、雪吊りも丁寧に行われるらしい。
多数の空洞部にウレタンが充填されているのも痛々しい。
このところ毎年のように訪れているが今年は最高の花付き、地元の方に伺っても
今年は特に素晴らしい眺めとのことであった。
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