そろそろWFの話が出始めましたな~。色々考える事など。 | ◆完成品屋さんによるblog◇模型と猫◇組立彩色工房 岩崎◆

そろそろWFの話が出始めましたな~。色々考える事など。



画像はレインボーブリッジを渡る部分があるので視聴しま
した。
懐かしい~。会場へは資金に余裕又は時間が無い場合タク
シーで乗り込んでいましたのでこの風景が懐かしいです。
2000年までは毎年行ってましたからねー。
朝日を浴びながらイベント会場へ繰り出す高揚感は好きで
した。

WFは確か初参加が93年の夏、まだ晴海埠頭の会場が有っ
た頃です。

Mr.BIGと言う完成品製作ディーラーに縁があり参加
させて貰ってからの94年冬が本格参加でした。

あの当時は完成品製作代行を生業に出来るなんて思いにも
よらない時代でした。
有名な所と言えば後にお世話になる事になった「岸企画」
さんと「アトリエ」さん程度。
アマチュアも殆ど居ませんでした。

95年終了までは完成品ディーラーもチラホラしかなく、価
格のトレンドにおいても当ディーラーが基準となっていま
した。
開場前に新規参入して来た工房がこのスケールでこの価格
でなら売れるんだと偵察に良く来てました。
94~95年の参加の際、殆ど完売していたディーラーでした
からね。1/8~ボーメサイズまで幅広く、三万円から10万
までの幅の商品が完売、引き取りが来るまでは値札にソル
ドアウトの文字を入れるので売れている事に驚愕されても
いました。

翌年のエヴァブームである意味頂点を迎えました。
エヴァ系完成品を完成品販売する店舗が一切合財買い取り
と言う事も起こりました。
この頃は大阪から輸送して展示販売する製品の量も増えて
いたので一財産でした。
夏のボーナス分位の売り上げを一人で出せました。
これが二年続きました。

しかし、これだけ目立てばやはりメーカーが動き出しまし
た。
ですが、当時は中国製品の出来の悪さが想像以上だったの
で普及しませんでした。

しかしGKメーカーが完成品販売に移行してからはそうは
行きませんでしたけどね。
先達のミスを糧に見違える様なグレードに育ててしまった。
そして今に至る。

習慣化した様にイベントは開催されますが、この人気と言
うモノが何時まで保つのか?
メーカーによる原型の買い付けが横行するので初版でしか
キットが手に入らない状況が出来、客、つまりユルイユー
ザーの要望ばかりが尊重される現状で原型師のモチベーシ
ョンが何時まで維持できるのかが心配です。

ユルイ人は原型師の事なんかより再現された原型にしか興
味が向いてませんのでWeb上では得てして過激な批判が
されていたりします。
今も昔も評価基準が「似ているか否か」ですが、否の場合
のこき下ろしが酷いですね。

オタクと呼ばれる人種の殆どが関東圏に集中する現実に地
方で開催されるイベントも次回開催の判断基準が厳しくな
るので心許ないです。

今年はトレフェス神戸で開催するのかな???
人出で言えば関東での開催と比べるのもはばかられる。
だいたい1/3程度ですからねー。
遠征できない私には開催されて欲しいイベントではありま
す。

グダグダな内容の話を最後までご覧下さりありがとう御座
居ます。