全員シロートの時代。 | インタラクリ

全員シロートの時代。

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新領域・クロスメディアな仕事状況が常態化すると、誰もがやったことのない未知の領域を日常的に取り扱うようになる。やったことのないことをやるので、得意先もシロート、営業もシロート、制作もシロート、という状況がさほど珍しくもなく出現する。

こういう時に重要なのは、誰にきけばわかるか探り当てる勘と、自分から行動して勉強する姿勢と、わからないところは大胆にお任せする割り切りと、そのお任せする人選を間違えない嗅覚(やはり勘)と、その領域はわからないながらも「わかる領域」の経験値を駆使して予測できる事態に先手を打っておくこと。

御輿の上でアグラをかいていてもスムーズに進むのは、業界システムの確立した「旧領域」だけである。(いや、旧領域でもスムーズに進む仕事など、もはやないか、、)

新領域・クロスメディア状況では、スキルとポテンシャルと勉強意欲の高いシロートでありつづける以外ない。かつ、そうありながら、絶対にシロートの座に安住しない意志が大切だ。ただの「おしえて君」に親切に教えてくれるヒマ人はこの領域にはいない。