CD=「良問」を出す人。 | インタラクリ

CD=「良問」を出す人。

昨日のつづき。


というか、その学校へ行ったり来たりしてる前後の
徹夜続きの、打ち合わせの中で、友人F君から、聞いた、とある一言が、
寝ぼけた私の頭の中で、この学校での経験と混ざりあい、あることに、気づいた。


いわく「このフレームを作ったら、プランナーが、いくらでもコンテが
書けると、いうのだよ。・・ふふふ。」(語尾は、やや勝手に創作)



良い問いを出せば、若い者は、考えやすくなる。
もっと、考えようという気になる。
もっと、様々な答えが、あるんじゃないか、と追求する。
ああも、できる。こうも、できる。。と思いを巡らせる。


これが、「良問」の効果だ。


CDは、制作スタッフに。
プロデューサーは、現場スタッフに。
営業は、制作に。
得意先は、代理店に。
社長は、社員に。
映画監督は、俳優に。。。問いを、出す。


常に「答え」を出す側以上に、
「問い」を出す側の、「課題設定能力」が問われている。


良い問いが出せれば、より追求された答えが、返ってくる。
良い問いがあれば、よい答えは、いくらでも出して行ける。
ビジネスでも、美術教育でも、この方が、絶対いいだろう。



ディレクターの仕事とは、
スタッフに対し、いかにモチベーションが上がる「良問」をだすか?ということ。
(教師、またしかり

禅問答のような「なぞの問い」や、無言の読み合いではなく、、、



CDとは、「良い答え」を選ぶ人のことではなく、
「良い問い」を発することができる人、のことなのであると、


教わった気がした。。