Diane Lee(ダイアン・リー) | 佐藤晃一のブログ

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アスレチックトレーナー

Diane Leeはカナダ、バンクーバーの理学療法士です。

日本でも毎年ワークショップを開催していて、彼女の著書は翻訳されています。残念ながら彼女のワークショップは場所を問わず理学療法士限定ですが、DVD、著書、彼女のサイトには、関連の文献があります。

身体の機能を司る要素として、Form Closure(骨格、靭帯など)、Force Closure(筋肉)、Motor Control(運動制御)、Emotion(感情)、Nutrition(栄養)の5つの要素をIntegrated Model of Functionとしてとらえ、現在は痛み(怪我)だけでなく人間を包括的にケアするというアプローチを展開してます。評価の際、それぞれの要素をきめ細かく評価し、対処法を組み立てていきます。

出産後の骨盤底筋群の機能不全による腰痛や、尿失禁へのアプローチも充実しています。ヨガや、ピラテスなどの運動を積極的に取り入れて、女性にやさしいアプローチです。もちろん、同じ人間なのでスポーツ選手にも役立ちます。
The Pelvic Girdle: An integration of clinical e.../Churchill Livingstone
ペルビック・アプローチ―骨盤帯の構造・機能から診断・治療まで/医道の日本社
脊柱・骨盤のマニュアルセラピー/医歯薬出版