日々雑記
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引越しします

八方塞になってしまったので、引越し先を決めました(タイトルはそのまま「日々雑記」、アドレスはhttp://zatsuki.blog47.fc2.com/)。これまでリンクの許可を頂いていた方々のブログは、引き続きリンクさせて頂いております。これまで読んでくださった皆様、本当にどうもありがとうございました。今後ともお付き合い頂ければ幸いです。/ヨーコ

取り残された・・・

どうやら私(Windows Me IE5.5)が、Amebloの推奨環境についていけてないことが原因のようです。 改行も出来なくなっていてお手上げだ~。 どこか別のところに移ることになりそうです。

困った

フォントサイズ変更ボタンが導入されたためと思われますが、 私のPCからの画面では 入力に際してリンクを貼ったり、写真を取り入れたり、文字に色をつけたりするための アイコン一式が姿を消してしまいました。 世界中でうちのPCだけに起きた現象だとも思えないので amebloがなんとかしてくれると信じたい。 写真入の日記はそれまでUPできない状態です。 せっかく写真いろいろ撮ったのに~。 書きたいこともあったのに~。 しばし写真ナシでいきます。 早くどうにかしてくれ~。

チョコ工場の後は

チョコ工場見学後、ショッピングモールに立ち寄りました。

ここのモールにはあまり面白いお店はないのですが、唯一気になるのが

高級インド服のお店 Mumbai Se

カラフルなビーズや刺繍が施されたバッグが特に可愛いのです。大体1万2~5千円くらい。

今度行ったら買ってしまいそう・・・。

party bags mumbai se

店内は上品な感じで写真撮れませんでした・・・。


今回の新発見はこれ。

土産物屋にいた、なんちゃって・アラビアンりかちゃん達。↓

doll2    doll3  

銀製の台の上に立ち、お値段はなんと約1万2千円(値引き交渉前

サウジ製だという衣装は大変凝っていてデザインも1体ずつ異なり、コレクション心をくすぐります。

が、どう考えても高すぎます!

今度トイザラスにでも行って市場調査してこないと。


starbucks  最後はスタバでお茶して帰りました。

夏がきた

こちらの4月はすでに夏に片足をつっこんだ陽気。  

ここのところ、最低気温25度、最高気温35度くらいの日が続き、cafe

ひどい砂嵐の日もあります。

日中は一瞬でも冷房を入れないと熱がこもるようになってきました。


街中では一部のお店が”End of Season"としてほんの数日間バーゲンをしています。

この時期に限らず、年に何度か”End of Season"セールの張り紙を見かけ、そのたびに、

いったいこの時期どのSeasonが終わったというのだろう・・・と突っ込みを入れたくなります。

(先日お店の人に尋ねたら「冬が終わった」と言ってました。

もうだいぶ前から日中30度になってるんですけど。)


さて、これくらいの暑さになると育ち始めるのがなつめやし(デーツ)です。

dates tree  下のほうの黒い実は去年の実。上の黄色いのが今年の実です。

 

これがしっかり熟すと こんなになります。↓ 

dates  高級デーツショップBateelの詰め合わせ。 

中央の列はなかにオレンジピールやレモンピールが挟まれたもの、

右の列はアーモンドが詰められています。

デーツは非常に栄養価が高く、母乳の出がよくなると言われています。

お味は干し柿に黒砂糖的甘さをプラス、といえば分かりやすいでしょうか。

もっと暑くなると日没後の湿気がひどくなるので、今が屋外で憩える最後の時期です。

ピクニック好きの人が多いこの国、   picnic

こんな住宅地と幹線道路脇のどうでもいい芝生の上でもいいからイスを持ち出し

可能な限り屋外ライフを楽しむのでした・・・。


アラブとチョコレート工場

多国籍奥様の会主催の遠足でチョコレート工場見学に行ってきました。


この国は贈答品といえば山盛りチョコレート、

というくらいチョコ屋があちこちにあります。

なかでも今回見学したレバノンのPatchi は王室御用達といわれ、

高級チョコ として愛されています。


そんなこんなでウォンカ氏の工場をイメージしていったところ、

あまりに小規模町工場でびっくり!

王室御用達のはずなのですが・・・。


general  頭にキャップを被って見学開始です。

ナッツ入りチョコの製作。  チョコを流し込んだ型にナッツを置き、 factory2

少し乾かしてからチョコ液を縁一杯まで流します。型ごと振動を与え空気抜きをして冷やし過程へ。
 

factory 1  チョコの冷却は20分ほどだそうです。


なにより驚いたのは、チョコひとつひとつのラッピングを手作業でしているのを発見したとき。

factory 3 rapping チョコが高いのは人件費のせいだったのですね・。

機械の研究開発する時間と手間を考えると、安いマンパワーが調達できるならそっちを選ぶか~。

同行の友人曰く、「以前指紋くっきりついたチョコを発見したが、その理由がよく分かった」。

みなさん見学者の手前、手袋はしてますが・・・。

普段もこんなにまじめに作業すると信じたい。

唯一の機械包装は、小さく長方形のチョコのみ対象のようです。factory 4 machine rapping

factory 5 rapping  シンプルな色銀紙以外にこんなに多彩なラッピングパターンがあります。

私の一目惚れは、上から3列目左から2つめのきのこちゃん付きでした。 factory 6 rapping


工場見学といったら、パンフレットが配られ、

「当社の歴史はかくがくしかじか・・・。社員●●名、工場勤務者△△名、一日の生産量は・・・」

といった調子で行われるのかと思ったら、ただなんとなく各作業過程を見せるだけ。

データ的説明など全くナシでした。

質問しようにも、案内役のおじさんの声は機械の音で殆ど聞こえません。

しまいにはチョコの香りを嗅ぎすぎて空腹感も限界に達し、

人々の苛立ちもじわじわと蔓延していきます。


そのタイミングを見越したかのように試食タイムに入りました。

みなさんのがっつきぶりには、そら恐ろしいものがありました。


会社のことなど目新しい知識は殆ど増えず、

この規模でのんびり生産していて間に合っているのか、

ふかーい疑問が残りました。


でもお土産たくさん頂けたから、◎ということにしておきますわ。


Kurtlar Vadisi, Irak

イラク戦争をテーマにしたトルコ映画(英名” Valley of the Wolves- Iraq ")を見てきました。

irak

初めて予告編を目にしたのは”Munich"がやるかやらないかやきもきしていた頃。

セリフが英語だったものですから、

いつの間にいったいどこでこんな映画が作られていたのかととても驚きました。

本作はトルコで大人気となったTVシリーズの映画化だそうです。

(以下激しくネタバレあり)


『2003年7月3日、占領下北部イラクにあるトルコ司令部が

それまで友好的関係にあった米連合軍に突然包囲されます。

”疑わしい行動(=suspicious activity)”の廉で

トルコ人11人が頭にフードを被らされた姿で連行され、

2日後には理由もなく釈放となります(ここまでが実話=” Hood Event")。

が、軍人としてこのとき受けた屈辱に耐えられず一人の男が手紙を残して自殺。

その手紙を受け取ったトルコの諜報員Polatは、部下二人と共に現地に潜入します。

そこで彼が目にしたのは、イラク、クルド、アラブの人々の尊厳が、

米連合軍コマンダー・マーシャルとその部下達にいともたやすく踏みにじられている現実でした。

結婚式の宴の最中に乗り込んできたマーシャル率いる米兵に花婿を殺されたアラブ女性Leilaと共に、

マーシャルへの復讐の機会を狙います。』


途中でAbu Ghraib収容所が出てきます。

女兵士が囚人を暴行するシーンや、

ユダヤ人軍医によって囚人の臓器摘出が行われ、

NY、ロンドン、テル・アビブに向けて出荷されることを示すシーンがあることから、

反米、反ユダヤ的だとしてドイツでは上映禁止が呼びかけられているのだとか


確かに米軍の蛮行シーンが多く、それをもって反米といえばその通りなのですが、

マーシャルという人物像も疎かにすることなく描いていたと思います。

キリストの磔刑像を家に置き祈りを捧げ、自分のコマンダーとしての役割も神への務めと思っている。

その悪びれなさ・迷いのなさが、

彼の残忍さ、狡猾さ、現場の軍人としての(言いたくないけど)優秀さに説得力を与えています。

ユダヤ人軍医が、捕虜を輸送途中意味なく殺した米兵に

「次にこんなことしたらお前を殺す」と声を荒げたのも、

単に生きた臓器欲しさ故、というあたり半端な人道主義を持ち出すより戦場の狂気が伝わります。


ヒーロー役のPolatはヒロインLeilaの助けで米軍の包囲網をくぐりぬけ、

最終的には復讐を遂げるのですが、
Polatの心理描写が中盤以降少なく少々あっけない感がしました。


それだけに、アラブのSheikh(長老)の姿が際立ってきます。

suicide bomberとなってでも復讐を遂げたいというLeilaに、

イスラムの教えに反するととうとうと語り思いとどまるように諭す。
サダムフセインの圧政を逃れたイラク人、孤児、行き場のない人々を長年に渡って受け入れかくまう。

西欧人ジャーナリストを斬首刑に処そうとする覆面アラブテロリストに、

「(人を裁くなんて)お前はアッラーか」と留まらせる。


このイスラム的平和のありかたを伝えることが隠れた主題だったのかなぁと思われました。


復讐は果たせたけれど誰も幸せになってはいない、

Leilaが結婚の際「自由になるときまで付けていなさい」と言われた鼻のわっか、

最後のシーンで外れていましたが、

あれは魂が解き放たれたということなのでしょうか。


重苦しい話でした。

半分くらいアラビア語(もしくはトルコ語?)で英語字幕、

話追うのにいつも以上に体力も使いました。

まとまった完成度の高い作品とは思いませんでしたが、

欧米製作では作り出せない世界であるのは確かです。

ものすごく後に残ります・・・。



(私の英語力なので間違って理解している部分もあるかと思います。

 お気づきの際は指摘して頂けると嬉しいです。)




チャーリーとチョコレート工場

昨年劇場で上映されたときに1度見ていたのですが、

最近友達の間でDVDがまわり、

おまけに「J・デップはTMレボリューションの西川某に似てるよね~」「そうそう、似てる似てる~」などと

たわ言がまかり通っているのでもう一度検証することにしました。 (以下ネタバレあり)


英語モノはお勉強のために英語字幕で見るようにしてるのですが、

今回そうしてみて、劇場で分からなかったウンパルンパの歌詞ディテールもようやく理解出来ました~。


歌では4人目の子供が脱落した時のQueenやKissを彷彿させるハードロック調の音楽、

子供がはまるトリックでは、リスを欲しがった欲張りお嬢の顛末が一番気に入っています。


チャーリーが良い子なのは議論の余地なしですが、

チケットを当てたチョコを買ったのは落ちていたお金だし、

あの工場で最後まで勝ち残ったのも欲深い子が自滅していっただけ。

親子関係を苦手とするウォンカはそれをわざと見逃し、

反省を促すわけでも説教をするわけでもない。全然愛情がない。


勝ち残ったチャーリーは普段通り控えめにしていたのであって

映画だけをみると別にいい子だから「勝った」とも思えません。

ウォンカと唯一会話できている子だとは思いましたが、

そのあたりの狙いがよく分かりませんでした。


派手なしかけと賑やかさに目を奪われてあれれと思ううちにエンディング。

何よりも家族を大切にするチャーリーの姿が

”親”に過剰反応していたウォンカと父の和解のきっかけにもなり、

最後の場面はとても心温まる良いオチです。


が、そもそも「落ちていたお金で買ったチョコだよね?」

西川論争とあわせて私の周りではひっかかった点ではありました。

(原作ではもう少しチャーリーの葛藤も描かれているようですが。)


1年に1枚誕生日に買ってもらえるチョコからでもなく

おじいちゃんのへそくりから買ったチョコからでもなく

ゴールドチケットが出たところがシニカルなこの話の良さなのかな?


ティム・バートンらしく細部まで作りこまれた遊び心満載の映画、

やや賑やか過ぎる気もしなくもないけれど

ブラックでオトナ向けのファンタジーです。

独特の箱庭ワールドを楽しめます。


ジョニー・デップと西川某、

髪型と頬がこけているところ以外、やはり似てません~。


チケットのこと、チャーリーが勝ち残る過程を原作の対象である子供がどう思うのか、気になるところです。

「イスラームの日常世界」

イスラームの日常世界  「イスラームの日常世界」 片倉もとこ著 岩波新書


文化人類学者である著者が豊富なフィールドワークに基づき著した本書。

第1版が出たのは91年ですが、今読んでも古さを感じないのは、

ムスリム社会の変化が緩やか、もしくは根本的に殆ど変わっていないからかもしれません。


本書では断食、礼拝、巡礼など宗教的事柄から

結婚観、人生観、人間観までが非常に平易な言葉で的確に語られています。


islam  実際のお祈りの動作。(同書59頁より引用)


ふむふむと思う箇所も、言いえて妙!の箇所もたくさんあり、

また、私がこれまで見聞きしたこととの殆どがこの本で語られ、

あながちいい加減なことを言われていたのではなかったんだな、と安心もしましたが、

1点だけ14年前と状況が変わったのではと思うことがありました。


それはパスポートを巡るくだりです。

「~国家が成立したときに、国籍をもつことを拒否した人たちも大勢いた。今でもアラビア半島では、遊牧の民が国家の発行するパスポートなどというものをもたないで、国境をのびのびと往来している。~」

国籍という枠に入れられることは彼らにとっておもしろくない経験であった、とも書かれています。


が現在では、国民ID付パスポートを持たないStateless peopleが社会問題化してしまっています。

以前は緩やかだった個人情報管理がコンピューターで処理されるようになると、

背番号を持たない事が原因で、

子供に教育の機会を与えられない、

医療・社会福祉サービスを受けられない、

就職出来ない、

事態に陥っているのだとか。(Khaleej Times誌 3月23日付記事 より)


本書に書かれている「国籍をもつことを拒否した人たち」がいざという時本当のオリジンを証明できていれば良いのですが、他国からVisit Visaで入国し出生国のパスポートを捨てた人もいると考えられ、単純に解決できる話でもなさそうです。

書類無しに国境を行き来できた1925年以前に祖先が当国に居住していた証拠(書類・証言・住居跡)があれば、裁判所で認められるそうなのですが、それ以降に親に連れられて入国しこの地で育ち結婚し子供を持ってほかに帰る場所を持たなくてもダメなものはダメ。


国が近代化して総じて国民が受けられる利益も増えているのに、

社会制度の変化から取り残され、ぽっかり落とし穴に落ちた人々もいるようです。



イスラムに関わるときに発生しがちな仰々しさや肩に力の入った感は全く無し。

非常に分かりやすく書かれた生活レベルのイスラム入門書といえるでしょう。

お薦めです。

めでたい

友達の子供Lくんの誕生日会に混ぜてもらいました。


Sちゃんのバービーケーキ と同じお店で発注した2キロのケーキ。

Lくんのはシンプルで大人っぽいね~。

本日の衣装、スーパーマン・スーツと同じ青色クリームがアクセントです。


birthday cake for L  

ローソクは3本だけど4歳になりました。

興奮したお子たちが殺到し、1本折れてしまったのでした。

ママの気持ちを思うと無念です。

当の本人はまったく気にしてないのですが・・・。


カット前、子供らの間にイチゴとチョコを巡って一触即発の空気が漂いましたが

飾りのない部分をさっさと切り分け与えたところ、

目の前のふわふわケーキに満腹中枢も満たされたみたいで

付属物のことはすっかり忘れ去られてました。

やれやれ。


お子様7人+大人9人の大パーティーを準備をしたママ、お疲れ様でした。



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