バイトは遅番に入っているので、深夜に帰宅する。
サンタクロースが世界中を忙しく飛び回ってる夜なので、
大人も子供も大人しく家で寝てることが多い。

よく考えてみると、24年間(もうすぐ25年)生きてきて、
一度もサンタクロースに会ったことが無い。
プレゼントは貰ってた、だからウチに来てはくれてたらしい、
一度お礼を言っておきたいのだが・・・

夜更かしを覚え始める中学生の頃から、
サンタクロースは枕元に来なくなり、
それを憐れんだ親から、代わりに現金を手渡されるようになった。
起きている子供には、サービスを保証しないのがサンタクロース。

サンタクロースも人の子である、
おそらく、うっかり起きている子供にプレゼントを配給しに行ったら、
何処でクレームを付けられるか判ったものじゃないのだろう。
やれ、「欲しかったのはポケモンじゃなくて、デジモンだ」←普通逆だろ
「おもちゃじゃなくて、おもちゃのように扱える性奴隷はないのか?」
「電池を入れても動きません」
「メシはまだかいの?」・・・・etc

一晩でおびただしい数の仕事をこなすサンタクロース、
いちユーザーのクレームに細かく対応している暇などあるわけが無い。
提供しうるサービスの量と、クオリティの天秤を慎重に見極め、
あえて、顧客のクレーム応対をなくすことで、時間的コストを下げたのだろう。
苦労が偲ばれるエピソードだ。

お疲れ様でした。ゆっくり一年ほど休んでください。