これは連動企画『プールに行こう』に参加させていただいた夢小説になっています
OKな方のみお進み下さい
http://ameblo.jp/yukimoe/entry-10263222501.html
より雪萌さんのページにあるプールに行こう~プロローグ~があるので
まずはそっちをシクヨロ
プールに行こう~丸井ブン太~
「えっ、プール?」
「そっ、プールこの前行こうとしたけど雨降ったじゃんだから、今日行こうぜぃ」
「でも、今日も部活あるんじゃないの?」
「今日の部活は午前でおわりで、みんなでプールに行こうって話になったんだよだからさぁこの前、梨花ん家に置いてった水着持ってきてくれよあと、弁当とおやつもシクヨロ駅に集合っつーことで」
それから電話を切って、準備をして駅に向かった。
そこには他のレギュラー陣とその彼女さんであろう人達が集まっていた。
そして、全員が揃ってみんなでプールに向かった。
「よし、泳ぐぜぃ俺の天才的泳ぎちゃんと見てろよと、その前に腹減ったんだけど」
「はぃ②ちゃんと持ってきましたよ」
「おぉサンキュー」
着いて着替えたばかりなんですが
でも、部活の後なんだから仕方ないよね
と、お弁当を食べていると
「フフ本当にブン太は食べるのが好きだね」
いきなり後ろから声がしたかと思うと部長の幸村さんが立っていた。
「ゆ、幸村…」
「このこがブン太の持参品だねこんにちは」
「こんにちは」
なんだか黒いオーラが漂ってる気が………
「ゆ、幸村も一緒に弁当食わねぇか」
「いや、遠慮しとくよ俺は他の奴のところにも行かなきゃいけないからねじゃあ、楽しんで…ね」
そう言うと幸村さんは他のメンバーを探しに歩いて行った。
「はぁ」
「ブン太、大丈夫?」
「いや、なんでもねぇそれより遊び行こうぜぃ」
ブン太の差し出してくれた手をとりプールに向かった。
「ブン太言わないといけないことが…あるんだけど…」
そう、ブン太には言ってないことを…
「泳げねぇってことか?」
「えっ…な、なんでそれを」
「お前と付き合い始めた頃に柳が言ってたぜぃ心配すんなってもしもん時は俺がいるだろぃ」
柳さんのデータっていったい……
「ほら、早く行こうぜぃ」
そう言うと繋いでいた手を引くブン太。
この手が繋がれている限り何かあったとしてもブン太が絶対に助けてくれる…そんな気がした。
プールに入って遊んでいると、ブン太が誰かを見つけたらしい…
「ん?あれ、芥川か?」
「芥川って氷帝の?」
「そう②あいつも彼女連れみたぃだなぁ」
「って、2人とも潜っちゃったねどうしたんだろ」
「プールなんだから潜りもするだろぃまぁ、俺ちょっと見てくるわ」
そういうとブン太は潜って泳いで行った。
かと思うとブン太はすぐに戻ってきた。2人も水面に顔を出し、元気そうにしているので安心した。
「大丈夫だったの?」
「芥川の奴あいつもなかなか天才的…だな」
ブン太はそう言っていた。
梨花にはなんのことかわからなかったけど……
それから疲れるまで2人で遊んだ。
ウォータースライダーとか流れるプールとか…
同じところを何度も回って遊んだ。
「さすがに疲れたぜぃ」
「ブン太、泳ぐの早過ぎ」
「天才的…だろぃ」
「そうだね凡人さん」
「な、俺は天才だってそうだ、かき氷食わねぇかここのかき氷うまいらしぃぜぃお前の好きはふわふわなやつだってさ」
「食べたぃ」
「オッケーお前いちごだったよな買ってくっからここで待ってろぃ」
「うん」
そう言ってかき氷を買いに走って行った。
目の前には大きなプールが広がっていた。
「このプールって深いなぁ」
座り込んで覗いてみると、3メートルくらい深さがありそうなプールだった。
「滑るんだから、走っちゃダメよー」
「わかってるよぉ」
とよく聞く親子の会話が聞こえた。
「そろそろブン太帰ってくるかなぁ」
そう思い立ち上がろうとしたその時だった。
「危ねぇ」
そうブン太の声が聞こえたと同時くらいに自分の体が目の前のプールに落ちていく…。
走っていた子供が後ろからぶつかってきたらしぃ。
プールに落ちてからのことは覚えていない。
ただ、自分の手を握り誰かが何度も名前を呼んでいるのは覚えている。
自分の唇になにか柔らかいものが触れているのを感じ、目を開けると濡れた赤い髪が自分の顔にかかっていた。
「ブン…太…」
赤い髪の主であろう人の名前を呼ぶ。
すると少し涙目になったブン太が顔をあげる。
「梨…花…」
その呼びかけに返事をする間もなく抱きしめられた。
「心配…させやがって」
「ブン太?泣いてるの?」
「ばっか…泣いてなんか…ねぇよ…」
そう言って強く抱きしめられた。
その手は少し震えていた。
ブン太が自分のことをすごく心配してくれていたんだと感じ、涙がこぼれた。
「ど、どうしたんだよ?どっか痛いとこでもあんのか?」
「ううん…ありがとう…大好きだよ」
「お、おう…俺も好きだぜぃ」
目が合い、思わず互いに目をそらした。
「…それじゃ、気分転換にかき氷食い行こうぜぃ
さっき買ってきたやつ、もう氷じゃねぇからな」
「ごめんね…」
「謝んなって俺がお前から離れなかったらこんなことにはなってなかったんだ…」
「えっ……」
「なんでもねぇもう忘れようぜぃ
ほら早くかき氷食べて遊びなおそうぜぃ」
そう言うとブン太は手を差し出してくれた。
その手をとって歩き出す。
でも、今日のことは絶対に忘れないよ。
ブン太がこの手をずっと離さずにいてくれた日のことだから。
≪END≫
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いかがでしたでしょうか?
初めての夢小説ということですが…
いつも雪萌さんの夢小説を読んで、梨花もこんな夢小説が書いてみたいと思い参加させていただきましたが…
話を作るのは難しかったけどすごく楽しかったです
連動企画ということでしたので芳佳さんのジローのお話とちょっとだけではありますが連動させてみました。
実はブン太はこんなに近くにいたみたいな感じにしてみました
うまく連動できてますか?
最後まで読んでくれてありがとうございました
まだ②他のみなさんのお話もありますので、是非読んでくださいね
企画課のみなさん、また連動企画がありましたら是非参加させてくださいね
それでは