プールに行こう! プロローグ
夏休み真っ只中。
雲ひとつない青空広がるある日の部活中でのお話。
全てはここから始まる・・・・・・・
~青学テニス部~
「だぁ~!!あっちー!!」
「桃先輩うるさすぎ。その声が暑いッスよ。」
「でも桃の言うとおり今日は暑すぎだよぉ・・・・。」
「こら、英二。だらけてると手塚に怒られるぞ?」
「こういう日にプールで泳いだら気持ちーだろうなぁ~。」
「おぉ!?いいッスね!英二先輩!」
「だろだろ~!?ね!大石。今日の練習はこの辺にして、プール行こうよ!」
「そ、そんなわけには・・・・」
「おい。何をしている?休憩はもう終わりだぞ?」
「あ、手塚いいところに!!大石が話があるんだって!」
「えぇ!?え、英二!?」
「なんだ大石?」
「えっと・・・・その・・・・・まいったな・・・・。」
「クスクス。英二。大石を困らせちゃ・・・・・ダメだろう?」
「不二!?」
「手塚。今日の練習はこの辺にしてプールにでも行かないかい?」
「何を言っている!?大会も近い。休んでいる暇など・・・」
「だがここで無理をして熱中症などで倒れてしまっては意味がない。」
「乾~!!」
「それに適度な休息は心身をリフレッシュさせ、やる気を高める効果もある。」
「そうそう!!今日プール行ったらすっげぇ~やる気出るよ!な?桃!越前!」
「そうッスね。」
「そりゃ~もうタカさんのバーニング並にやる気でますよ!」
「しかし・・・」
「いいじゃないか手塚。」
「不二・・・・。」
「最近かまってあげれなかった彼女も誘ってみれば?」
「っ!?」
「フシュー・・・。」
「何でそこでマムシが照れてんだよ!?」
「う、うっせー!!」
「クスッ。ならこれで決定・・・・かな?」
「いよっしゃー!!泳ぐぜスイミーーーーングッ!!」
~氷帝テニス部~
「プール行きてぇ・・・・。」
「なんや唐突に。」
「プールか・・・・。いいな。長太郎!この後行くか?」
「はいっ!!宍戸さん!」
「クソクソッ!お前達だけズリーぞ!侑士!俺達も行こうぜ!!」
「ええけど、どこのプール行くねん?」
「プール・・・・?」
「お?ジロー起きたのかよ?」
「お前この暑いのによく寝てられんな。」
「ねぇ・・。プール行くの?」
「おお!ジローも行こうぜ!」
「行く行く~!!」
「急に元気になりよったわ・・・。」
「で、どこのプールに行くんだ?」
「跡部に頼めばいいんじゃね?」
「そんなことしたら国外に連れ出されんで?」
「そういや俺・・・なんか優待券もらった気がするぅ~。」
「なんだよ!そう言うことは早く言えって!!」
「うぉ!?何枚あんだこれ?」
「ってかこれ駅向こうの市民プールのタダ券じゃねーか!?」
「市民プール!?」
「おい!お前ら!何騒いでやがる!?」
「あ、跡部。部活後プール行こか言うてんねんけど・・・・。」
「跡部も一緒に行こーよ!」
「ちょ、市民プールだぜ?跡部が来るわけ・・・・」
「忍足。市民プールとはなんだ?」
「いや・・・そのまんまや。」
「みんなで行けばぜってぇ楽しいって!」
「けど跡部が市民プールって・・・・・。」
「あーん?それはどういう意味だ向日。」
「だってよ・・・・跡部が市民プールって・・・似合わねーって言うか・・・・・なぁ?」
「はっ!!俺様に似合わねーものなどこの世に存在しねーんだよ!」
「あかんわ・・・。もうこうなったら止められへん・・・。」
「俺は行きませんよ。勝手に行ってください。」
「え~!?日吉も行こうぜぇ!彼女も誘ってあげれば喜ぶって!」
「か、彼女なんて・・・・!!」
「なら俺も誘おうかな?」
「ゴチャゴチャ言ってんじゃねー!!まとめて連れてきやがれ!」
「跡部カッチョE~!!!」
「お前ら!俺様について来い!!」
「・・・・・・ウスッ。」
~立海テニス部~
「なんか今日の仁王先輩ごきげんッスね。」
「この後デートらしいぜ。しかもプールだってよ!」
「プール!?」
「いいよな・・・・。今日なんて最高のプール日和だぜ!?」
「ふーん。仁王はプールデートなんだ。」
「ゆ、幸村君!?」
「そっか・・・・。デートなんだ・・・。」
「な、なんかやばくねーか?後ろに黒いもんが見えんぜ?」
「ふふ。今日の練習はここまでにして、俺達もプールに行こうか?」
「なっ!?幸村!!何を言っている!?」
「真田。うるさいよ。お前のその顔と声で気温が5度は上がる。」
「精市。言いすぎだ。」
「幸村部長!マジでプール行くんすか?」
「赤也は行きたくないのかい?」
「とんでもない!!絶対行きますよ!!」
「じゃぁ決定だ。」
「幸村!?」
「お前もあいつを誘えばいいだろう?最近ろくにデートもしてやってないんだろうし、喜ぶんじゃないかな?」
「う、うむ・・・。確かにそうだが・・・。」
「で?仁王。プールはどこのプールなのかな?」
「教えるはずがないじゃろ?行きたきゃお前さん達だけで勝手に行けばよか!」
「柳生。どこのプールか聞いてるかい?」
「ええ。県境にある市営プールだそうですよ。」
「柳生!?お前裏切るんか!?」
「仁王君。あなた一人にオイシイ思いはさせませんよ。」
「比呂士・・・・キャラが変わってるぜ?」
「各自彼女持参でかまわないよ。男ばかりじゃむさくるしいだろ?」
「『持参』などと間違っても本人に言わないようにな。」
こうして偶然にも、青学・氷帝・立海の3校が、同じ時、同じ場所へと向かう事になったのであった。
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このお話をベースに話を広げていただきます。
向かったプールは市民プールです。
市民プールといっても、平面の競技用プールだけじゃなく、
流れるプールやウォータースライダーくらいはあると思ってください。
その後は執筆者様の妄想にお任せします。
詳しいご説明は応募締め切り後にプチメにてお送りしますが
ご応募前に不明な事、疑問などあり、応募を迷っていらっしゃるようでしたら
プチメにて受け付けけますので、そちらからご質問ください。
*追記*
ご質問いただいた内容を補足として書かせていただきます。
・この日の天気は晴天です。(プール日和ですから)
・上記の会話は午前の練習中の会話です。
・プールにはお昼に到着予定と思ってください。
・昼食は食べた後という事にしておきます。(笑)
移動手段ですが、そこまで設定を考えてなかったです・・・・(苦笑)
もし、移動手段やどうやって水着を用意したのか・・・?など
詳しく書かれたい方がいらっしゃるようでしたら、プチメでご連絡ください。
数名いらっしゃるようでしたら皆さん同じ設定に合わせていただきます。