スナップエンドウとかえり(ちょっとおおきいじゃこ)を使った一品。簡単なわりに(いつも簡単なのだが)、なかなか。決め手は削り節。

削り節はいいものを使いたいですね。味が全然違うから。

福岡では専門店で購入していたのですが(幸いご近所にあったのです)、こちらではまだ見つけられず。購入先を考えねば。もっとも最近はネットでも購入できるようなので、便利だなぁって感じます。


スナップエンドウのかえり炒め


オモテさんのごはん-スナップエンドウ

材料(3人分)

スナップエンドウ 1袋(小さい袋の場合は2つ)

かえり 一掴み

削り節 5g

酒 大さじ2

塩 ひとつまみ

しょうゆ 少々

ごま油 少々


作り方

1.スナップエンドウは筋をとっておく。

2.フライパンにごま油を熱し、スナップエンドウを炒める。かえりを加え、全体に炒め合わせる。

3.酒を加えて沸騰したら削り節を入れて混ぜる。

4.水分がなくなったところで塩を加える。フライパンの端にエンドウなどを寄せ、空いたスペースにしょうゆをたらす。香ばしい香りがあがったら全体に合わせる。



ごま油は香りのない白いタイプを使いました。あまり香りが強くないほうがよいかな、と思いますが、お好みで。それと、スナップエンドウは直売所で購入したので、かなり多いのです。いわゆるスーパーなどで購入する際は2袋分でぴったりかも。いいね、直売所。万歳!



さて。

連休後半のこと。

友人一家が遠く関西から遊びにきてくれました。福岡に立ち寄り、佐賀まで。

直前までウチに泊まるかも…なんてこともあったのですが、もろもろの事情で当日の朝、福岡を発って我が家へ。

メール等で「子どもが好きな場所へお出かけ」をリクエストされていたので、ご近所のK公園へご案内。

このK公園、いいんですよ。まさに時が止まった公園(笑)。昭和の香りがプンプンしていて、平和でのどか。なんというか、本当にのんびりできるのです。


朝から作りましたよ、6人分のお弁当。大量に(笑)。


オモテさんのごはん-お弁当

いやあ、作り甲斐がありますね、量があると。テンションが妙にあがる、あがる(笑)。連休中もちょこっとお仕事をしていたので(涙)、かなり寝不足だったのも、テンションが妙に高かった秘密かもしれません。


ハルはずっと前からAちゃんが遊びにきてくれるのをとても楽しみにしていたようで(ハルは無類のお客様好き)、朝からテンション高め。駅まで相方がみなさんを迎えに行くときにも「ハルもいく~」と絶叫してついていきました。

そして会って最初に言った一言が


「このくつ、あたらしいの。かわいいでしょ」


だそう…(わたしは家で待機していました)。ちょっと違うでしょ。

「こんにちは」とか「ようこそ」とか「いらっしゃい」とか、もっとあるでしょー!

と、大人が爆笑しているのを横目にAちゃんにも「このくつ、かわいいでしょ」だそう。


友人一家の荷物だけ家で預かり、そのまま車で公園へ。もちろん、車には大量のお弁当や飲み物(ビールつき)をどっさり積み込んでいきました。

訪れた公園には、ちょっとした遊園地スペースがあるので、子どもたちはそれぞれ大いに楽しんだようです。でも一番はしゃいでいたのは、友人(相方の高校時代の親友でAちゃんのパパさん)と相方…。おとーさんたちのテンションが高かったかも(笑)。わたしは久しぶりに会った奥さま(彼女はわたしのお友達)とおしゃべりをしたり、荷物番をのんびりしたりして過ごしました。


はしゃぎ過ぎたのか、Aちゃんは帰りの車で1分もしないうちに眠りにおちました。ハルは…はしゃぎ過ぎで興奮冷めやらず。大人が家でお茶をしている間も、「おやつ!」と要求し、大人の会話にわって入り、ひとしきりしゃべりたおしておりました。…誰に似たんだ?? わたしか??

夕方、駅まで送っていき、「また遊ぼうね」と再会を約束してバイバイ。

ハルは号泣こそしなかったものの、しょぼんとしていました。駅を出てからも、ホームを見上げて「Aちゃん、みえないね」とつぶやき「いっしょに た○○○かに いきたいな。とっきゅうでんしゃに のりたいな」「おかーさん、いついく?」と訴えておりました。


高校時代、国語の先生がとてもおっかなくて(御千○殿というあだ名だったな)、古文漢文…やたらと暗記させられました。

そのなかに孔子の言葉があったのです。


『子曰く、学びて時にこれを習う、亦た説ばしからずや。朋有り遠方より来る、亦た楽しからずや。人知らずして慍みず、亦た君子ならずや。』


…今、書いていて「こうだったかしらん?」とネットで調べたらちゃんと記憶しているよ、わたし。ああ、おそろしや。10代のころに覚えたものって、どうして抜けないんだろう。もっと覚えなくちゃいけないことがいっぱいあるのに。ただでさえキャパのない脳みそが、埋まっちゃってるよ…。


話がそれましたが、この言葉を帰り道に思い出しました。

そのまま当てはまる訳ではないのですが、「遠方からわざわざ会いに来てくれる友人がいる。それはとても楽しくうれしいこと」というのは、ぴったり。

時間をかけて、2歳の子を連れて…たぶんエネルギーを使ったと思います。交通費だってかかったでしょう。でも彼らの口から出てきた言葉は「来させてくれてありがとう」。そして帰り際には「本当に楽しかった」という言葉。

次回は関西で会合するか、東京帰省時に開催するか…。再び佐賀もいいねぇ。


今から一家そろって楽しみにすることにします^^

この場を借りて、こちらこそ、ありがとう♪