先日、ハルが2歳になりました。

使い古された言葉ですが、長いようであっという間の2年でした。

去年の今頃、ようやく歩くようになり、その前は首もすわっていなくて…なのに今は「はるは~ 2さいになるの~。おねえちゃんよね~」なんて生意気なことをいい(笑)、手をつなごうとすれば「いや。 ひとりでいい」と振り払い(涙)、子どもにとって2年という時間がとても長く、意味のあるものなんだなぁ、と実感しています。


さてさて、そんなハルの誕生日。

「今日はハルさんの誕生日だから、好きなものをつくってあげるよ。おやつも。何がいい?」と聞いたところ、


「えびぐらたん! とまと! かぼちゃ!」


と即答。

海老グラタンね。マカロニで作ろうか。トマトは大好きな豆と組み合わせてサラダにしようか。カボチャ…これはプリンかケーキかな。どっちがいいかな。


「かぼちゃけーき!」


というわけで、メニューは決定。

カボチャを使ってケーキね…。しかも卵なしで。

宿題をもらったつもりで、しばし(*-゛-) 。。。

でね。気づいたのです。市販のホットケーキミックス! 最近、お仕事で使う機会が多くて(どういうわけか重なるときは重なるんだよね)、まだ試作用に買ったものが残っていたのです。これ、卵不使用なのよね。

せっかくだからあるものを利用してみよう、とできたのが、こちら↓。


卵なしのカボチャのケーキ


オモテさんのごはん-カボチャのケーキ

材料(直径18㎝の丸型1個分)

ホットケーキミックス 200g

カボチャ(蒸して) 50g(正味)

豆乳 200g

はちみつ 40g

バター 30g

A【カボチャ(蒸して)100g、豆乳大さじ1、はちみつ30g】

カボチャの皮(蒸して)適宜


作り方

1.ホットケーキミックス、豆乳、はちみつをすべてボウルに入れて混ぜる。

2.カボチャは熱いうちにフォークなどでつぶす。バターは電子レンジにかけて溶かしておく。

3.2を1に加えてなめらかに混ぜる。

4.型に流し入れ、180度に予熱しておいたオーブンで25~28分焼く。

5.Aをすべて混ぜ合わせてクリームを作る(カボチャは裏ごしする)。

6.焼きあがったらケーキクーラーなどにのせて冷ましてから5をぬり、好みで皮をトッピングする。


簡単ですが、ハルは大喜び。

自分だけのケーキだと、何度となく「はるのね、はるのけーきね」と話すほどでした。それこそ、寝る直前まで(笑)。そんなに気に入ってくれたのなら、よかった♪


ところで、余談ですが、我が家はそれぞれの誕生日には当人のリクエストにそって料理をします。今年の誕生日(相方とハルは1日違いです)、相方からは「唐揚げ」(これまた典型的な日本男子だなぁ)のリクエストが入り、ハルからは最初に書いたとおりのリクエストが。

いいよ、いいよ。どっちも作るよ。どちらの誕生日も任せてね。


で、わたしの誕生日は?

誰が何を作ってくれるのかな?

…教えて。

は? 自分で作れ? それはどうなの(-""-;)


さて。

ハルの誕生日は、たくさんの人からいろいろなメッセージやプレゼントが届きました。本当にありがたいことです。みなさま、ありがとう。ハルはひとつ、ひとつに大喜びしてでんぐり返しを披露していました。


そんな誕生日プレゼントのひとつが、ハルの祖父母から届くアイスクリーム。

このアイスクリームはわたしの知人が作っているもので、本当においしいのです。素材をひとつひとつ吟味していて(モノによっては自ら栽培しています)、丁寧に丁寧に作っています。主原料のミルクは、その牛を飼育されているので、わたしもよーく知っています。ホーリー、元気かな。

そのアイスクリームを、ハルだけではなく、相方やわたしの誕生日にいつも送ってくれるのです。ありがたや、ありがたや。


ハルはもう箱を開けたときから「これ、はるの? はるに おばーちゃんが おくってくれたの? じゃあ、たべる(食べていい?の意)?」と質問を並べ立てるほど興奮状態。わたしが「うん、そうだよ。おばあちゃんとおじいちゃんが送ってくれたんだよ。ハルにお誕生日のプレゼントだよ」と話したところ、


「はるの~ あいすくもーりっ!」


と絶叫(爆)。

…「あいすくもーり」ときましたか。


以来、「おやつは何を食べる?」と聞けば、必ずといっていいくらい「あいすくもーりっ!」という答えがかえってきます。そんなに好きなのね、あいすくもーり。


「あいすくもーり」に限らず、言葉を正しく発音できないケースはほかにもあります。

「おさかな」→「おかさな」

「エレベーター」→「エベレーター」

「かたつむり」→「かたつもり」

最近はだいぶ減ってきたものの、まだ言い間違いがあるのです。直ったものもたくさんありますが、とくにきっかけがあるわけではありません。

とても不思議ですが、言い間違いはまるで正しく発音するための助走のようにも見えます。

ちなみに「でちゅ」「まちゅ」とか「ぶーぶー」とか「にゃんにゃん」のような幼児語は我が家では使っていません(Hの母だけは使うかなぁ)。でも、保育園などで友達が使っていれば「ぶーぶー」ということもあります。もちろん、「くるま」と言うことも多々ありますが。

子どもの言語発達のしくみはどうなっているのか、ナゾだらけです。


いっしょに「あいすくもーり」を食べながら、しばし熟考したハハでした。

そう、わたしもハハ2年生。これからも、よろしく。ね、ハルさん。