主上御謀反♪ | ゆうなっち研究所!!

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世の中の真実について考えるのです

憲法というのは舶来品で、日本の国柄にはそもそもフィットしないのです

大宝律令が制定されて太政官制が導入されたり、その後の摂関政治なり戦国時代から江戸時代まで、
天皇権力はイジメまくられて政治権力など既にたいして持っておらず

たまにキレて主上御謀反ということもありましたが、すぐに島流しにされたり、
政権崩壊したり、そのたびに六波羅探題だの京都所司代だので監視されたり、

今さら西洋の王のように危険視する必要もないのに、
これが最新のフォルムだ!とか言われて、付き合いで仕方なく憲法を導入せざるをえなかった

私は天皇は日本からいなくなると思っているのですけれども
別にサヨクっちだからじゃないです

私の天皇の捉え方というのは、既に述べたとおり、特に内閣行政権を牽制し、
人権の公平な分配を図る「人権保障機関」ですから、なくなってほしくないです

このような「法的」構成をとろうとするのは、サヨクな人たちにも受け入れていただくためです
サヨクな人たちは人権・公平至上主義のはずだからなのです

天皇は特権階級ではないです、特権のように思われるようなものと引き換えに
数々の人権を奪われた、むしろ被差別不自由民です

ですからやはり、天皇という存在は
政府権力との抑制均衡の一端を担う人権保障システムであって

政治権力との対立が予定されており、政治から超然とあることはできない

憲法というのは、欧米後進国が、東洋文明が大昔にクリアした権力分立理論を
今更思いつき、先進的として持ち込んできた迷惑で不敬なものです

そこまで敵視する必要もないにも関わらず、ありえない天皇の暴走を危険視し、
過剰にその権利を制限しようとします

更には天皇が特権階級だと思っている外見的公平至上勢力、
さきの大戦の流れから天皇を過剰に敵視する各種勢力、
尊皇を名乗りながらも自分の好き勝手に天皇を操ろうとする勢力まで

今上帝を取り巻く環境というのは歴代天皇の中でも格段厳しいと思われます

しかしながら、天皇が存続するかどうかは、最終的には、
天皇(皇室)ご自身の問題であるということです

現在皇統の危機が言われておりますけれども、
まぁ、どうなさりたいのか、それを御自分でお決めになられる権利は当然あるはずで

皇室基盤を弱体化させておくのは人権保障機関性を弱めることになりますから
違憲状態にあると考えられ、憲法を尊重するというのであれば
天皇陛下におかれまして適切な措置を講じていただく憲法上の義務が生じているとも考えられます

当事者としてどうなさりたいのか?専門家としてどうすべきと考えておられるのか?
それを御主張してもいいはずなのに、何にご遠慮なさるのか、憲法にそこまで卑屈に遠慮するのか、
グズグズと煮え切らない、乙女な態度をお取りになっておいでのように思はれ、
きゅんきゅんしてしまいます

このままで良いならそれでも良いのでありましょうけれども
だとすれば皇統の危機は解消されず、将来、日本から天皇はいなくなるのでしょう

ブログ開始して、朕はこうする!と述べられてもいいはずで、
天皇陛下ブログ開始!!とヤフートップに来ますが、炎上するとまずいけど
755まで始めるのはちょっとやりすぎ

外野衆に何かごちゃごちゃ言われても、頭が高いわ!朕は時の帝なるぞ!!
と前蹴りで踏み倒したってよいはずなのです

天皇に二度と軍装をさせてはいけない、とはいえ、行政権力との対立軸としてある以上は、
例えば、行政府の腐敗が極まり、人倫を踏みにじる非道の専制権力が現れんとするときには
天皇陛下に美々しき軍装で起っていただかねばなりません

ゆえに天皇は、日頃は田植えや儀式などして草食系ですけれども
奥底には、そのような有無を言わせぬ「ますらをぶり」を保持していてしかるべきなのです

権威というのは、やはりまず第一に「怖さ」でありますから、
時には強引なチカラワザを使ってでも意見を押し通すべきであって、
皇統の危機にありながらそれができない、または、それをしたことで批判され、
国民から支持されないような、いざというとき起てない皇室では是非もないのです