朝日酒造と言えば「久保田」ブランドが有名ですが、
千秋楽というお米をつかった「越州」というシリーズが存在します。
壱乃越州…特別本醸造(以前はただの本醸造)
弐乃越州…吟醸(以前は特別本醸造)
参乃越州…純米吟醸(以前は特別純米)
悟乃越州…純米大吟醸(以前は特別純米)
禄乃越州…純米大吟醸
久保田も安い方から百寿、千寿、萬寿、、、
順番付けるのが好きね、朝日酒造さん。
わかり易くてイイけど。
元々、飯米として栽培されていた「千秋楽」というお米。
文字通り、実りの遅い(晩生)の品種なんだそう。
コシヒカリの栽培が増えるにつれ、つくられなくなってしまいました。
1996年にその種籾を朝日酒造の関連会社である「あさひ農研」が少量分けてもらい「千秋楽」を復活させ、越州シリーズがつくられるようになったんだとか。
朝日酒造 弐乃越州です。
吟醸を名乗っていますが、
いわゆる吟醸香はほとんどありません。
冷やだと米、ぬかの香りが少しのみ。
味が薄っぺらく奥行きがない感じ。
常温からぬる燗くらいが旨い。
酸が効いてきて、甘みもでて、味が膨らんだ感じがします。
苦みと旨味のバランスがよいです。