モンサントの不思議な食べ物を観てきました。
http://www.uplink.co.jp/monsanto/about.php
https://www.facebook.com/monsanto.movie.jp
恐ろしい映画です。
ホラーよりもよっぽど怖い。
知ることって場合によっては恐怖がつきもので、勇気がいることなのかも。
特許を押さえた遺伝子組み換えの種を世界中にばらまくことで利益を上げていくモンサント社。
遺伝子組み換え食品について、あまり深く考えたことがなく、どういうもので、どういう風に体に悪いのかよく知りませんでした。
自然じゃないので何かよくないものなんだよね?理由は分からないけど。
そんな感じだった自分のバカっ。バカバカっ。
モンサント社についての映画なので特にそう見えるのかもしれませんが、
モンサント社が行っていることに正義はありません。
利益だけが目的で手段は問わないそのやり方はナチスみたいだと思いました。
モンサント社がモンスター企業になってしまったのには楽を求めてしまった私たちにも責任があると思います。
利益が目的なのであれば、不買行為が最大の抵抗であり、効果があります。
これは毛皮にも動物実験に対しても同じことが言えます。
アメリカの大豆のほとんどは既に遺伝子組み換えばかり。
食べ物に溢れていても本当に安全な食べ物はこれからもっと少なくなるのかもしれません。
しかし、食べる物も慎重に選び購入する必要がありますね。
資本主義というものがもう末期なんじゃないかと思えてしまいます。
種を撒いた畑だけではなく、在来種にも影響が出てきていることに目の前が真っ暗になりました。
乳牛へモンサント社がホルモン剤を打ち、牛乳が沢山出るようになった代わりに乳牛が病気になり、結果牛乳事態も侵されてしまいます。
反対運動している人達がテンション高く牛乳を捨てていました。
とても悲しい気持ちになりました。
枯葉剤の開発もしてきた会社なのだそうです。
他にも知識が足りずよく分からないところも多かったですが、色々と毒を撒き、それ以上に利益が大事な会社というのは分かりました。
こういう映画を観るたびに思います。
命とはなんなのか、動物にも植物にも魂が宿り、生命体として懸命に生きようとします。
自分たちが人間によって本来とは違う生き方を強いられているとは知らずに。
命を馬鹿にし、もてあそぶ。どうしてそのようなことが成り立ってしまうのか。
人間だけでは生きてゆけず、お金は食べることが出来ません。
このままですまされるはずはありません。
知ってほしい、観て欲しい映画です。
とくにお子様がいる方は子供たちの未来のためにも観て欲しい。
大阪では十三の第七藝術劇場で上映中です。
12/22~12/28 15:35~
12/29~ 1/4 10:35~
元旦はお休みです。
om lokah samastah sukhino bhavantu
生きとし生ける者が幸せでありますように。