アクリルたわし | オーストラリアの空の下で

オーストラリアの空の下で

ゴールドコーストに住む主婦であり母の独り言

今さらなんだ!
という感じだが

改めて
「アクリルたわし」のすごさに目覚めてしまった。

アクリルたわしの存在は
かれこれ10年近く前、
友達が台所で使っていて
「なんじゃこりゃ」
と思ったのが知るきっかけだった。

友達が
「これがすごくいいのよ~」
と言っても

そんなペラペラしたもんで
綺麗になるものかね?
と疑ってかかっていた。

7年前
冬の日本を訪れた時
あまりに寒いので、
小さいミーナに手袋を編んであげようと
手芸やさんへ行った。
(手袋を買おうという発想がなかった自分がすごいと思う)

そのとき
アクリルたわしの作り方の本が売っていて
「あぁ、これがあの友達が使ってたヤツか」
と再認識。

つい
アクリルたわしの作り方の本と
アクリル毛糸を買い
編んでみた。

そして
使ってみた。

なんか、
やっぱりペラペラした使い心地に抵抗があり
しかも
一生懸命作った作品が
あっという間に汚れると
すごく悔しい気持ちになり、

すぐに使うのをやめた。

それから7年。

同じ友達の家にキッチンで
未だにアクリルたわしを愛用している事を発見。

10年前と変わらず
絶賛している。

彼女は無くなると、いちいち
日本から送ってもらっていたようだ。

それなら
私が作ってあげるよと
色々な色や形のたわしを3つほど作って
プレゼント。
ついでに
頼まれてもいないのに
シュシュや小物入れまで作って
一緒にプレゼント。

私はものを作り出すと
止まらなくなる。
上手い下手は別として。

そして、
友達は
涙を流さんばかりに喜んでいた。

そんなにいいものかなぁ。。。

そう思って
一つ自分でも作って
使ってみた。

2ドルで買った安い毛糸
 


相変わらずペラペラで、
う~ん
と思ったが、
ふと
洗ったグラスの輝きに気がついた。

あれ?

このグラスってこんなに透明だったっけ?

そういえば、

洗ったものすべて
今までより
一段色が明るくなっている。

あれ?

これすごいのかも?

キッチン周りをフキフキしてみる。

乾いてこびりついたソース、
布巾と違って一回こすればすぐ落ちる。

そういや、
電子レンジ中がずいぶん汚れていた。

普段なら
洗剤のスプレーをシューッとやって
しばらく置いてから
布巾でふきとるのだけど、
ぬれたアクリルたわしだと

乾いてこびりついたカスなども
あっという間に落ちる。

(どんだけ乾いてこびりついた汚れがあるんだよ)

今度は強敵のオーブン。

ちょうど旦那がラムローストを焼いたので
オーブンの中は
油でギットギト。

ふふっ

お手並み拝見といこうじゃねぇか。

スルッ!

おおっ
見事な落ちっぷり。

あのしつこいラムの油も
あっという間に綺麗になった。

しかし

おろしたてのたわしは
あっという間に汚くなった。

あーあ
 

さっそく次を編む。

今度は長方形。
 
濡れているので
形がいびつだが、本当は立派な長方形。

やっぱり
丸より長方形のほうが使いやすい。
細編みなので
しっかりしていて
相変わらず
食器もピカピカになるのだが、

ちょっと小さかった。

普通のたわしと同じくらいの大きさにしたつもりだが、
ペラペラなぶん
小さく感じる。

なので
今度はもう一回り大きいのを、
引き抜き編みで作っている。

 

この方法だと
厚みも出てフワフワヨレヨレに仕上がるので
普通のたわしに
すこし近い感じになる。

出来上がったら
さっそく使ってみよう。

他にも
家電にたまる埃とり用。
窓、鏡用。
浴室用。
車洗い用。

といろいろ用途に分けて使いたいので
まだまだ作る楽しみは続く。

でも、
本当は、
一番綺麗にしたいのは
家の中ではなくて
私の歯についている矯正器具。

コーヒー飲んだりカレー食べたりしていると
しっかり茶色くなってしまう。

歯医者で汚れをとってもらうと
150ドルくらい、犯罪かと思うくらい高いので
そんなしょっちゅうは行けない。

なので、

このアクリル毛糸で上手いこと
取れないかしらと
目論んでいる。

そんな使い方
どこのサイトにものっていないし、
恥ずかしくて
あまり人に言えない。。。

なので
これは、内緒。


↓ブログに書くのはいいのかよーっ



結局何が言いたいのかというと、
「アクリルたわし」はすごい!
ということでした。