鈴木智彦さん 自身が潜入作業員として
約2ヵ月間 働いて見てきたことを発表しました。
日当2万円で「働いてみない?」と誘われて
7月から福島原発へ。
この時期、メディアが入ったのは、合同取材の1度だけ。
それも東電が決めたコースを巡るだけの取材。
作業員の線量計は無意味
上部の方が線量が高い時はクツ下の中に入れ、それで30分は作業時間が伸びます。
原子炉の上で作業する時は、極端な話、(着用せず)置いていきます。
「人数や予算が限られているので、その範囲でやらなければいけません。
何かあったら『作業員が勝手にやった』ということになるのです」
「冷温停止はしていると言っても杜撰です。
付け焼刃のしりぬぐいを業者がやっています」と話した。
また、現場も一枚岩にはなっていないそうで
「H社のことはT社には知らさないし、
TのことはHには知らせません。お互いにオールジャパンでやれば、
放射能漏れも少なくなるでしょう」という。
さらには、T、Hの2社は良案をたくさん持っているそうだが、
鈴木智彦さんは、東電の予算の関係で採用されないとも説明した。
東電については「聞き手がどのくらいの知識を持っているのかを確かめながら(情報を)
小出しにしています。だから、ウソを暴くための理論武装が必要だと思います」とした。
これからも多くの人の目が、福島第一に注がれるべきだと思います。
多くの人に注目してほしいです」と締めくくった。
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