夏椿、木槿、ギボウシと夢の字の真偽。 | 茶花宗耕2 のブログ 

夏椿、木槿、ギボウシと夢の字の真偽。

今週日曜日の床の間です。
早朝、玄関先の散水時に、
木陰に隠れた薄紫の木槿を発見しぱっちん。。
茶庭の、のびやかな夏椿もぱっちん。
早起きのご褒美と思い床の間に急ぎました。

 花 : 沙羅
花入 : 丸窓竹花入 道和作

 花 : 紫木槿 しまあし
花入 : 南蛮蓑虫
薄板 : 丸杉板 利斎裕斎工房

 花 : ギボウシ 矢筈薄
花入 : 瓢網篭




床の間の中央花釘に沙羅を掛ける際
夢の軸を外し、貴人口の鴨井に掛けると
外の明かりから軸の透けて見えました。
古い和紙に真筆で書かれた、澤庵和尚筆と伝わる夢の字。

有名な東海寺の夢の字と印が違いますが、
この印も澤庵和尚のモノと思います。
なんでも鑑定団に出そうか?二度恥をかくのも悩ましい。