大島優子 重圧乗り越え圧勝!涙のセンター返り咲き | koutarouのブログ

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 ◇第4回AKB選抜総選挙(2012年6月6日 日本武道館)

 AKB48の次のシングル曲の歌唱メンバーをファン投票で決める第4回選抜総選挙の結果が6日、日本武道館で発表された。8月27日に卒業する「絶対エース」前田敦子(20)が参加を辞退し、次のエースや新勢力の台頭に熱い視線が集まった激闘。本命で昨年2位の大島優子(23)が10万8837票を獲得し、2年ぶり2度目の1位に返り咲いた。大島は記者会見で「センターをいただいて、AKBをもっと鍛え上げなくちゃいけないという思いでここに立った」とさらなる飛躍を誓った。

 笑顔を保とうとしたが目が潤んだ。前田から祝福の抱擁を受けると、涙があふれ出た。

 ファンに向けて「私は秀でた才能もないけれど、全力で笑顔でやってきて実になって、その実に水をかけ、太陽の光を差してくれた。花はいつか枯れてしまうと思うけれど、いつまでも太陽の存在でいてください」と感謝の気持ちを表した。

 後輩たちの健闘を称えながら「みんなの士気の高さを感じて、まだまだやれると思いました。だから私はこの順位で“優子、頼むぞ”と言われた気持ちです。まだまだ頑張らせていただきます」とセンターとして引っ張る意気込みを示した。

 終わってみれば圧勝だったが、決して楽な戦いではなかった。昨年1位の前田が参加を辞退。大島は3位以下に大差をつけての2位だったことで、周囲から「今回は勝って当たり前」とみられた。しかし、群雄割拠のAKBグループの中で必ず勝てる保証などなかった。前田不在のこの選挙は大島にとって「ハイリスク、ローリターン」とも言える戦いだった。

 そもそも、前田の突然の卒業は想定外だった。3月25日のさいたまスーパーアリーナ。前田がファンに向けて「後輩のためにも卒業して歩きださないといけない」と宣言すると、横で見守っていた大島は驚きをあらわにした。関係者は「前田が卒業を決意していたことも、それをあの日発表することも知らなかったようだ」と明かす。ライバルがAKBを去っていく。しかも、後輩に道を譲るために…。前田より3歳上の大島の心が揺らがないはずがない。

 総選挙を迎えるに当たり、動画サイトの政見放送で今回の出馬について「私のラストチャンスとしてかけたい」と語ったことがファンの間で「大島も卒業!?」と波紋を呼び、ブログなどで「卒業宣言ではありません」と釈明する事態になった。

 選挙終了後の記者会見で「前田さんの卒業はプレッシャーだった?」と問われると「“大島が1位”と予想されるたびにプレッシャーでした。はねのけることができずにきょうまで来ました」と正直に告白した。

 しかし、その重圧を圧勝という形で乗り越えてみせた。

 昨夜は前田らとカラオケを楽しんだことを明かし「あっちゃんは途中で寝てました」と笑顔。「卒業は?」の質問には「ないですね。AKB48を全力でやらせていただきます」ときっぱり宣言した。

 ▽AKB選抜総選挙 シングル曲の歌唱メンバーは結成当初から総合プロデューサーの秋元康氏(56)が決めてきた。しかし、顔ぶれがほぼ固定化されているとして一部ファンから「なぜ自分の好きなメンバーが選ばれないのか」の声が上がり、09年から年に1度だけファン投票で決めている。シングルCDの表題曲を歌う「選抜メンバー」は第1~3回は21人が選ばれたが、今回は16人に減少。これまで上位12人が「メディア選抜」の名でさまざまな媒体へ優先的に出演してきた制度も廃止された。有権者は公式ファンクラブ会員、シングル「真夏のSounds good!」の購入者、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48の各モバイル会員ら。
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