ONE PIECE トレジャークルーズ 超記録指針 バンダイナムコゲームス公式攻略本 (Vジャンプブックス)
集英社


このブログでも何度か書いていますが、「One Piece」を題材にしたスマホゲーム「トレジャークルーズ」(略称トレクル)をやっています。

このゲームは物語のストーリーを追いながら主人公・ルフィたちの冒険を追体験して行く、という形で展開して行きます。ですからゲームも物語もルフィたちの航海の航路に従って展開して行くわけです。

最初はルフィの育った「フーシャ村」から始まり、次にコビーと出会った「アルビダのアジト」、そしてゾロと出会いコビーと別れた海軍支部のある町「シェルズタウン」、ナミと出会い海賊バギーと戦った「オレンジの町」、ウソップと出会いゴーイングメリー号を手に入れた「シロップ村」、サンジと出会った海上レストラン「バラティエ」、ナミが働かされていて解放された魚人海賊のアジト「アーロンパーク」、そして「東の海(イーストブルー)」から「偉大なる航路(グランドライン)」に入る最後の町「ローグタウン」へとつながって行くわけです。

実際のストーリーが静止画ではありますが(キャラは少しは動きますが)説明されつつ、バトルの場面がゲームになっているわけです。

「グランドライン」に入ると出たところにある「双子岬」、そこで出会った謎の男女を送り届けた「ウイスキーピーク」と冒険が続き、その女・ミス・ウェンズデーが実はアラバスタ王国の王女・ビビであることが判明し、彼女をアラバスタに送り届けることになって、最初の島である「リトルガーデン」に行きます。ここは恐竜たちが住み、二人の巨人が100年以上も決闘を続けている島なのですが、今私はここまで来ています。

リトルガーデンの後はチョッパーと出会った「ドラム王国」、そしてとりあえずの目的地であるアラバスタ王国の「ナノハナ/レインベース」という2つの町での戦いまで。いま公開されているのはここまでで、近日中にアラバスタ王国の都・「アルバーナ」編も公開される予定だと言うことです。

これは原作では大体20巻くらいでしょうか。現在「One Piece」の単行本は75巻まで出ていて、12月27日に76巻が発売されるので、全体の中ではまだまだ一部なのですが、まあ20巻でも十分長いですよね。(笑)1巻に大体10話前後収録されますから週刊連載で1年で5巻単行本が出る計算で、20巻なら最初の4年間に出た部分、という感じです。「One Piece」の連載はすでに17年になっていますから、やはり計算としては4分の1くらい、ということになるでしょうか。

これは連載自体がそうなのですけれども、最初の頃はひとつの戦いがわりとあっさり終わっていたのですが、今連載されている「ドレスローザ」編はすでに1年以上続いているのですね。単行本でも71巻から始まり、まだ終わっていません。

トレクルでも最初のフーシャ村は3話構成で、その1話の中のバトル数も3~5と短かったのですが、シェルズタウンでは9話構成になり、シロップ村では13話構成、バラティエでは15話構成でバトル数も3~7に増え、最近までやっていたウイスキーピークでは15話構成で各回のバトル数が7~10と数が相当増えますし、またクリアもどんどん難しくなって行きます。

バトルの形はこちらが5人プラス『助っ人船長またはフレンド』の計6人で、敵は大小さまざま、数も様々な敵と戦って行くという形です。

相手もどんどん強敵になって行くのですが、こちらもキャラを『強化』したり『進化』したりさせて強くしたり、相手を倒すことによってその中から仲間になるキャラクターがいて、こちら側も強化して行くことが出来るわけです。

最初はルフィと、ガラガラポンで出てくるレアキャラなど少数で戦うのですが、物語の進行とともにゾロやナミ、サンジらが仲間に入り、また「ガチャ」と言われる「友情仲間探し」や「レア仲間探し」によって仲間を増やして行くことが出来るのです。

細かいことはすごく沢山設定があって、今まであまりゲームをやったことがないわたしにはすごく新鮮な感じがしました。

また様々なキャラが自分のチームの中にいるのは面白いな、と思います。リトルガーデンまで来たら最低でもルフィ、ゾロ、ウソップ、ナミ、サンジの5人は仲間にいるわけですが、その他にもへえっと思うキャラクターが仲間に入っていて、新しい仲間を増やして行くのも楽しい、というわけです。

そのクエストによってこちらのメンバー構成も変えて行かないとそこを突破出来ないので、必要なキャラクターを手に入れたり進化させたりするのにいろいろな制約があって、それを乗り越えて行くのも楽しみのひとつなのですね。

またそれとは別にお気に入りのキャラクターだけでパーティーを作って戦わせたり、そういう楽しみもあるわけです。

これらの世界のすべてが全部制作の方々が作った世界の中で遊んでいる、というのは本当に凄いことだなと思いますし、膨大な労力が注ぎ込まれているんだなあといつも思います。

最近では冒険の航路の中に「電伝虫」(作中では電話や映写機の代わりに使われているカタツムリ)がでてくるのを見つけてそれをツイートすると『レアガチャ』などに必要な「虹の宝石」がもらえたり、強化や進化に必要な様々なアイテムが(スロットなので何がもらえるかは当たってみないとわからないのですが)当たるので、見つけたらついtweetしてしまって、タイムラインにトレクルの広告が氾濫する、という事態になってしまっています。

やってみないとその面白さはわかりませんし、やはり面白くなってしまったら今度は廃人化してそればかりやってしまう恐れもありますので、なかなかお勧めしていいものかどうか難しいのですが、適度に遊ぶ分には楽しいと思います。

わたしは今まであまり知らなかった世界なのでまだ新しい世界を知った興奮から冷めないところもあります。ゲームというのは本当に奥深い世界だなと思いつつ、でもそれは「One Piece」という作品があるからこそより面白いんだなということも思うのでした。